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視覚障碍者になってから [視覚障碍者としてのあれこれ]

皆さんこんばんは。gonanaです。
前々回の記事でも書きましたが、私には視覚障害があります。
具体的な見え方は、右目は視界が完全にシャッターで閉ざされたように全く見えず、左目は天井の蛍光灯が点灯しているかどうかなど、明暗がわずかに分かる程度で、ほぼ全盲です。
もともと生まれた直後から目に病気を抱えていたそうで視力も低かったのですが、少なくとも30歳代までは日常生活に大きな支障はなく、幼稚園から小・中・高校、大学に至るまで特別支援学級などに通うこともなく、学校生活でも席をなるべく黒板に近いところにしてもらう以外に特別な配慮をしてもらうこともほぼありませんでした。
大学時代に就活対策の意味もあって障害者手帳を取得し、新卒での就職時やその後の転職の際は障害者の採用枠で入社しましたが、その後も業務で使用するパソコンの画面の表示倍率を少し調整するくらいで概ね普通に仕事をこなしていました。
しかし、そんな中で2014年7月に入った頃から急激に視力が落ち、ついにはある日目覚めると目が見えなくなってしまっていました。
そのため、当時勤めていた会社も退職せざるを得なくなりましたが、この時年齢はまだ42歳。今までのような生活は難しくなってしまったもののこのまま自宅に引きこもってばかりもいられず、この後の進路をどうすればよいか悩みました。
そして、私の住んでいる市の障害福祉課などに相談した結果、自宅からほど近い埼玉県所沢市にある「国立障碍者リハビリテーションセンター」という施設で白杖(はくじょう)を使っての歩行訓練や音声パソコンの使い方の訓練など、今後の自立生活や就業に向けた訓練を受けることになりました。
さらに障害者リハビリテーションセンターでの訓練を一通り終えた後、そのセンターと同じ敷地内にある「国立職業リハビリテーションセンター」でさらに音声パソコンを使用する技術を磨き、職業リハビリテーションセンター入所中の就職活動の結果、現在勤めている会社に就職することができ、現在に至ります。
見えなくなってから間もなく5年になり、この間のいろいろな出来事は予想だにしていなかったものでしたが、だからこそ学べたことや意識の変わったことなどいろいろな収穫があったことも事実です。
このブログでは、視覚障碍者目線で感じたことや体験したことや便利なグッズなど、視覚障害者だからこそかける記事も時折書いていこうと考えています。
それでは、また。

タグ:視覚障碍者
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