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これでバイト代がもらえるとは・・・楽しかった! [いろんな思い出]

こんばんは、gonanaです。

本日のお題:アルバイトの思い出

思い出してみると、私も大学時代はそれなりにいろいろバイトをやりました。
遠距離通学をしていたため、バイトができるのは夏休みや春休み、年末年始に限られましたが、それでも郵便局内での年賀状の仕分け作業や小さな出版社での事務補助など、いろいろ経験しました。
そんなバイトの中で、今も一番思い出深いのが、大学2年の春休みの、とある通信機器関連のメーカー(当時業界では超有名なメーカーでした)での、県や市町村などに提出する申請書類を社員に代わって提出しに行くバイトでした。
具体的に言うと、そのメーカーが、自治体などが行う公共工事の施工者を決めるための指名競争入札に参加するための資格の更新(おおむね2年ごとに行われるそうです)のための審査に必要な書類を、自治体ごとに設定された受付期間中に県庁や市区町村の役所に提出しに行く、というものです。
私がそのバイトをしたときは、「同僚」アルバイトが10数名いて、社内で各自治体ごとに提出する書類にもれがないかどうかチェックリストを使って確認するグループと、実際に書類を自治体の役場等に提出しに行くグループとに分かれ、私は後者を担当していました。
仕事自体はいたって単純で、東京神田にある会社に朝出勤すると、我々バイトの指導役の社員さんからその日自分が提出を担当する自治体向けの書類が手渡されます。そしてそれぞれの自治体ごとに指定された提出先(多くは県庁や市役所、町村役場に指名競争入札資格申請の受付会場が特設されているので、そこへ)向かい、提出先自治体の担当者の書類内容のチェックを受けた後、その担当者の確認印を押してもらった受領証を会社に持ち帰り、指導役の社員さんを通じて入札資格申請担当の社員さんに手渡して仕事完了というものでした。
書類を提出しに行く自治体は関東のほぼ一円にありますが、それぞれのバイトの住んでいる地域を考慮して担当エリアが決められ、私は主に埼玉・茨城県内を中心に一部都内や千葉県内の自治体も担当しました。
その日提出を担当する自治体によっては、会社のある神田からかなりの距離となることもあり、その自治体の役所へ往復するだけで一日のバイト時間がつぶれてしまうこともある一方、比較的近くにある自治体を2~3カ所まとめて一日で片づけてしまうこともあり、業務量という点では少し波があるとも言えます。

このバイト、今から思うとかなり「おいしい」バイトでした。
なにせ、日々いろいろな自治体の役所へ向かうために電車で移動することから、仕事しながら乗り鉄も楽しめるという、乗り鉄好きにとっては非常にありがたい状況となり、それでバイト代はもちろん会社や各提出先への交通費も基本的に全額支給ですから(笑)
先ほども書いたように、私の担当地域は埼玉・茨城が中心でしたが、特に茨城県内にはそれまでほとんど行ったことがなく、このバイトで初めて訪れる市町村もいくつかありました。
それに伴って、常磐線取手以北や水郡線、水戸線、関東鉄道常総線など、このバイトの移動での利用が初乗車となった路線もいくつかあります。
また、茨城県勝田市(現 ひたちなか市)役所に行った帰りに、少し時間をつぶして当時常磐線で1両のみ活躍していた2階建て普通車クハ415-1901に乗車して帰ったのも、同車なき今となっては懐かしい思い出です。
仕事そのものは営業活動などではなく、書類を提出して受領印をもらってくるという任務さえきっちり果たせばあとはあまり拘束されることがなく(服装も、バイトであることを提出先の担当者に対して敢えて強調するためなのか「スーツではなく私服で行くように」という指示がありました)、最終日にはバイト全員を招待して会社近くの居酒屋でお疲れさん会を開いてくださったりと、今思い出しても楽しい(といっては罰が当たるかもしれませんが)バイトでした。
だから、2年後の大学卒業直前にも経験者ということで再びお声がかかった時はなんだかうれしかったですね・・・
仕事で訪れた市町村を思い出してみると、茨城県の勝田市や水海道市など「平成の大合併」によって今では名前の消えた自治体にもいくつか行きましたし、茨城県つくば市や埼玉県鳩ケ谷市のように当時(20数年前)はバスでしか市内にたどり着けなかった場所にも行ったなど、今となっては懐かしい思い出の残っているバイトでした。
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