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2つの復活「津軽」 [鉄道ニュース]

こんばんは、gonanaです。
1993年に定期列車としては廃止されてからはや26年、多客期の臨時列車としての運転がなくなってからもかなりの年月が経つ上野ー青森間の急行「津軽」。
ここ数年、観光キャンペーンとも関連したイベント列車として何度かリバイバル運転される機会がありましたが、この夏も2度にわたり運転されます。
まずは7月27日から28日にかけて、奥羽本線秋田ー青森間で合計2往復(うち下り1本は夜行運転)で、電気機関車(おそらくED75?)が12系客車をけん引するというこれまでの復活運転でも見られたスタイルですが、もう一つの「津軽」は、それから1週間後の8月4日から5日にかけて、何と冬季のストーブ列車で有名な津軽鉄道で走るというのです。
詳細は下記の記事をご覧ください。

夜行急行「津軽」7月に臨時運転 12系客車で秋田発青森行き JR東日本 (乗りものニュース)
https://trafficnews.jp/post/86208
「硬い板バネと直角イス、冷房なんてもんは、ない」 うぉぉ!! 立佞武多の日、津軽鉄道で「昭和の夜汽車」特別運行 - ねとらぼ
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1906/13/news116.html

どちらも、ぜひとも乗車したい気持ちを大いにかき立てられる列車です。
ED75と12系客車の組み合わせの「津軽」は国鉄時代にも見られた組み合わせなので、まさにあの頃の客車急行のリバイバルになりますし、津軽鉄道の「津軽」はさらにその前の時代の「津軽」の気分が味わえるという点で、かなり魅力的なツアーといえるのではないでしょうか。

私は、現役時代の「津軽」には一度も乗車するチャンスがないまま廃止されてしまいました。
「津軽」に限らず、かつて上野ー青森間を結んで運転されていた幾多の名列車も、上越線経由に経路変更された後のブルトレ「あけぼの」に数回乗車したほかは縁がないままになってしまいました。
私の若い頃の鉄道の旅は関東から西の方へ向かうことが多く、東北方面へ行く機会がほとんどなかったのも影響していますが、今となっては特に「津軽」「八甲田」などの夜行急行にはぜひ乗っておきたかったとの後悔があります。
JR発足からでももう30年を過ぎ、これら上野ー青森間の列車に使用されていた車両たちもほとんどが過去の存在となり、リバイバル運転で全盛期に思いをはせることも困難になりつつありますが、今回の「津軽」のような列車は、夜行列車や急行列車という鉄道文化を後世に伝えるためにも、これからも走ってほしいものです。

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