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そりゃあ、18年ぶりのことですからね [いろんな思い出]

こんばんは、gonanaです。

本日のお題:○年前の今日はどんな日?

それは、今から16年前の今日、2003年9月15日の夕方から翌朝にかけてのこと。
私はその数日前から、少し遅い会社の夏休みを利用して、岡山・広島方面へ乗り鉄旅に出かけていました。
この乗り鉄旅では、ブルートレイン編成の「出雲」や213系時代の「マリンライナー」のパノラマグリーン車、可部線の可部ー三段峡間のそれぞれ最初で最後の乗車をはじめ、あちこち乗りまくりましたが、それについてはまたおいおい書かせていただくとして、今回はその後の話です。

当日(9月15日)の朝、広島での乗り鉄を終えて山陽新幹線700系「ひかりレールスター」編成の「ひかり」で広島を後にしました。といってもこのまままっすぐ帰路についたわけではなく、この日は大阪で一泊する予定でした。
大阪で寄り道した理由は、翌日に滋賀県長浜市の「長浜鉄道スクエア」を見に行く予定にしており、広島からの帰りの途中によるとなるとスケジュール的にあまりゆとりがなくなるので、広島よりも長浜鉄道スクエアへのアクセスが便利な大阪で泊まることにしたのです。

昼前に「ひかり」で新大阪に着いた後は、夜に大阪駅近くのビジネスホテルに入るまで未使用の「Jスルーカード」(当時JR西日本近畿エリアで利用できたプリペイドカード)や「スルッとKANSAI」(やはり近畿エリアの私鉄・地下鉄・バス等の多くの会社・交通局の路線で利用できるプリペイドカードシステムの総称)のカードを利用して乗り鉄を楽しみつつ時間をつぶしました。
乗り鉄をしながら持参のポケットラジオで地元のラジオを聴いていると、14時少し前から、その日甲子園球場で行われていた阪神対広島戦の中継が始まりました。
この年のプロ野球セ・リーグは、この時の乗り鉄旅の時点で18年ぶりの阪神優勝がもう秒読みに入っており、あとはいつ優勝するかに話題が集まっていましたが、数試合足踏み状態が続いた後、その日のデーゲームを迎えていました。
普段の私は基本的に野球にはほとんど関心がなく、テレビやラジオの野球中継をじっくり見たり聞いたりすることはありませんが、この時は久方ぶりの阪神優勝まであと一歩のタイミングに、たまたまそのお膝元の関西にいるという偶然にテンションが上がっていたのか、そのまま何となく中継を聴き続けていました。
確か17時30分近くだったと思いますが、関西空港駅の南海の構内にいたタイミングで阪神対広島戦は見事阪神の逆転勝ちに終わり、あとは確か16時か17時試合開始のヤクルト対横浜戦で、横浜が勝てば阪神が優勝ということになりました。
19時過ぎに今夜の宿泊先のホテルにチェックインしてしばらくたった頃、ヤクルト対横浜戦で横浜が勝ったことで、阪神のリーグ優勝が決まりました。
優勝決定は19時半頃だったと思いますが、ラジオを聴いているとその1時間ぐらい前からすっかり優勝間違いなしというようなムードの放送になり、聴いているこちらもだんだん興奮状態になってきました。
優勝が決まると、もうあとはすっかりお祭り気分という感じで、完全に「にわか」な私でも気分はすっかり阪神ファンになった気分で、テンションが最高潮に達していました。

阪神優勝が決まった後のテレビやラジオは、NHKも民放も少なくとも関西ローカルの番組は、ほぼ阪神優勝一色になり、深夜はNHK教育を除くほぼ全チャンネルで優勝特番を長時間放送していました。さすがに夜通しこれらの番組に付き合ってばかりもいられないので途中で寝ましたがテレビやラジオでも阪神優勝の余韻は翌日の朝まで続いたようです。
翌朝になって、主要スポーツ紙5紙(デイリー、スポニチ、日刊スポーツ、サンスポ、報知)のセット販売があるというので記念に購入しようとしましたが、大阪駅の売店をいくつか見て回ってもどこの店でもスポーツ紙・一般市とも新聞のラックが空っぽになっているという状態でした。
その他にも、デパートやショッピングセンターなどには阪神優勝を祝う垂れ幕や横断幕があちこちで見られるなど、優勝から一夜明けてもまだまだ興奮冷めやらずといった雰囲気でした。

球団も人口も多い関東では、テレビ・ラジオが地元球団優勝の話題一色になったり、スポーツ紙が売切れたりといった状況はなかなかないので、いかに阪神優勝が大事件かを実感することができました。やはりあの1985年の日本一以来18年ぶりの快挙だけに、その喜びはもう言葉で言い尽くせないほどだったのでしょう。完全に「にわか」な私でさえ阪神優勝の日に立ち会え、その興奮を肌で感じてテンションが最高潮に達したくらいですから、長年の阪神ファンの方々にしてみればどれだけの喜びだったのか、容易に想像できます。
普段はあまり野球には関心のない私ですが、この日ばかりは野球好きな人の気持ちに、少しは近づけたかもしれません。

阪神は2003年は結局日本一を逃し、2005年にもリーグ優勝どまりに終わった後、久しく優勝から遠ざかっており、今年もどうやらクライマックスシリーズに進出できるかどうかという状況らしいですが、次回阪神が優勝した時も、16年前の今日私が味わったような興奮の一夜がまた展開されるのでしょうか。
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