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これは乗りに行かねば! その2 [鉄道ニュース]

こんばんは、gonanaです。

本日のお題:今から楽しみな来年の予定

昨日はかねてから構想が発表されていたJR西日本の新たな長距離列車「WEST EXPRESS 銀河」の詳細な運転計画などが発表されたことについて書きましたが、昨日、これに続くようにJR九州からも、同社の超豪華列車「ななつ星in九州」よりも利用しやすい観光列車「36+3」を登場させると発表がありました。
詳細は下記のリンクからどうぞ。

西に続け、JR九州も「気軽な」長距離観光列車 (東洋経済オンライン)
https://toyokeizai.net/articles/-/315655

数日間かけて九州を一周するような運行ルートは「ななつ星in九州」と似ていますが、その5日間の行程を5つのコースに区切り、全区間通しで乗るもよし、一部のコースだけ乗るもよしと、利用する人それぞれの旅のスタイルやスケジュールに合わせた乗り方ができるのは、この列車のような周遊型の観光列車を利用するハードルが下がるので歓迎されそうです。
車内に寝台設備がなく、宿泊はその日の到着地の地元の旅館やホテルなどを利用することになるそうですが、この方法だと「36+3」の乗客が宿泊や食事、観光などで地域に恩恵をもたらすこともでき、乗客とそれを迎える地域がwin-winの関係になれるという点でも、観光列車の理想的な形と言えるかもしれません。
個人的には、「つばめ」時代の787系の目玉ともいえる設備だったビュッフェが復活するのが興味深いです。どのような営業形態になるかわかりませんが、かつて九州へ行くたび「つばめ」のビュッフェをよく利用した私としては、乗車するチャンスがあればぜひあの頃を思い出しつつ利用したいものです。
全社グリーン車扱いとはいえ、おいそれと手を出しにくい「ななつ星in九州」などの豪華列車から比べればずっと利用しやすい料金設定になりそうで、こんなところも気軽に利用できる観光列車というコンセプトにマッチしていると思います。
ただ、「36+3」という列車名は、一般の人にはその由来や列車名の意味するところがわかりにくく、多くの人に列車名に親しんでもらい浸透させていくという点ではかなり厳しいかもしれません。(私も、初めてこの列車名を目にした時には、なぜこの列車名にしたのか、命名の意図が全く想像できませんでした)
運転開始に当たっては、列車名に込めた思いや意味を、乗客はもちろん多くの人に丁寧に伝える努力は必要になってくるのではないでしょうか。
それはそれとして、「36+3」のような、周遊型ではあるものの利用する人のスケジュールや旅行スタイルに合わせた柔軟な使い方ができる、料金的にも気軽に利用できる観光列車は、今後も各地で運転されてほしいものです。特にJR北海道エリア全域や、JR東日本東北エリアなどは、この手の観光列車を走らせるにはうってつけの路線網が形成されているので、運転する価値は大いにあると思いますが。

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