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これもまた、「あと10年早く生まれていれば・・・」 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんばんは、gonanaです。

本日のお題:あの時、○○すればよかったと思う事

先日、昼食に喜多方ラーメンを食べた(自宅でですが)時にふと思ったこと。
ラーメンをすすりながら、小学5年生の夏休みに我が家と父の同僚の家族の2家族で福島県磐梯地方へ旅行に出かけた時のことを思い出していました。
そうしている時に「そういえばあの時、うまくすれば日中線に乗るチャンスがあったかもしれないんだよな」ということが頭をよぎりました。

ここで出てきた「日中線」(にっちゅうせん)というのは、JR(当時は国鉄)磐越西線喜多方駅から、11.6km先の熱塩(あつしお)駅を結んでいたローカル線のことです。
この日中線は、その線名に反して一日の列車本数が朝・夕・夜に1往復ずつの合計3往復しかなく日中の運転がないことで有名でした。ちなみに日中線という線名は、熱塩から先にあった延伸計画区間にある日中温泉という温泉からとったそうです。
この日中線は、1980年代に国鉄改革が叫ばれる中で赤字ローカル線として廃止対象とされ、1984年4月1日に廃止されバスに転換されました。

私達が磐梯地方へ旅行したのは1982年の夏休みなので、この時点ではまだ日中線は健在でした。
また、この旅行で宿泊したペンションには、喜多方駅から確かペンションの車かタクシーで向かった記憶があります。また初日に喜多方駅に着いたのは17時過ぎだったので、もしかするとその気になれば日中線に乗りに行ける状況だったかもしれません。
現実には、私のわがままで勝手に家族から離れて単独行動をするわけにもいかず、また当時は近くに廃止が取りざたされるようなローカル線のない地域の小学生ゆえというべきか、同じ鉄道でもローカル線に対する関心のまだまだ低かった私は、日中線の存在や廃止対象になっていることは何となく知ってはいたものの、乗っておこうという考えにはおそらく至っていなかったと思われます。

そう考えると、にわかに「もしあの時、わがまま勝手は承知で日中線に乗りに行っておけばよかったかもしれない」という思いが沸き起こってきました。そして、もしあと10年早く生まれていたら必ずや乗りに行ったのに・・・といういつもの無いものねだりの気持ちになってしまいます。

なんでも、現在日中線の廃線跡はサイクリングロードとして整備され、旧熱塩駅舎は日中線記念館として整備されているとか。
乗りに行くことができなかったことのせめてもの代わりとして、一度訪れてみたいものです。
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