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【過去の乗り鉄】115系で甲信地方ぐるり旅 その5 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんばんは、gonanaです。
115系を乗り継いでの甲信地方ぐるり旅の振り返り、今回で最終回です。

しなの鉄道坂城駅での169系撮影を終え、15:32発の長野行3655Mに乗車します。
やって来たのは、先ほど坂城まで乗車した653Mのしなの鉄道所属車と同じ信州色の115系ながら、こちらはJR東日本長野総合車両センターの所属車。
全く意図していなかったことながら、軽井沢から篠ノ井までの間に、当時しなの鉄道を走っていた3形態の115系すべてに乗車するという面白い結果になりました。

3655Mは15:50頃にJR篠ノ井線との接続駅篠ノ井に到着。これで当時のしなの鉄道の路線は完乗となりました。
3655Mは(というかしなの鉄道の小諸方面からの列車はすべて)この先長野駅まで直通しますが、私はここで一旦改札を出ます。
そして、ここからは中央線国分寺駅までJR線をたどるため、再び18きっぷのお世話になります。

篠ノ井から乗車するのは、16:19発の甲府行446M(長野始発)。
3655Mに引き続き、長野総合車両センターの115系です。
しかしこの日の中央東線・篠ノ井線は、朝に発生した踏切事故の影響で夕刻になったこの時点でもダイヤがかなり乱れていて、446Mも篠ノ井発車は定時だったものの、篠ノ井線内から徐々に遅延が出始め、松本発車の時点ですでに5~6分の遅れが発生していました。
その後も中央東線内の単線区間の影響もあり、数駅で交換待ちのための抑止があり、さらに遅延が増していきました。
結局446Mは約30分遅れて19:40頃に甲府に到着。
この日の甲府は40度越えの気温を記録したそうですが、19時台後半の時点ではさすがにそこまで酷い暑さは感じられませんでした。

甲府で乗り継いだのは、豊田車両センター所属のスカ色編成を使用する大月行354M。
本来この列車は小淵沢始発で、446Mからの乗り継ぎも当初は小淵沢でする予定でしたが、ダイヤ乱れのため甲府始発に変更され、定刻より23分遅れで甲府駅を発車。
354Mの車内では、甲府駅で購入した「甲州ワインで育った牛と豚の弁当『まんぷく甲斐?」』」で夕食。
甲州ワインを搾った後に出たブドウ粕を飼料にして育てた「甲州ワインビーフ」の牛丼と、甲州ワインを飲ませて育てた「甲州ワイン豚」のソースメンチカツの乗ったご飯との組み合わせでした。
どちらも一度に食べ比べるにはちょうどいい量で、もちろん味もおいしく満足でした。

354Mは20:53頃に大月駅に到着。
この時点でもまだ20分ほどの遅れが残っていました。
乗り継ぎ旅終盤にきて多少のハプニングはあったものの、いよいよ次に乗車する列車が115系乗り継ぎのラストランナーになります。
そのラストランナーである大月からの列車は、高尾行568M。
本来この列車は354Mと同じ豊田車両センターのスカ色車の運用ですが、この日はダイヤ乱れの影響で長野総合車両センターの信州色車に変更されていました。
大月を7分遅れで発車した568Mは、驚異の回復運転で疾走し、高尾到着はほぼ定時まで回復しました。
ダイヤ乱れの影響とはいえ、115系乗り継ぎ旅のラストに、115系の激走ぶりに感激することになるとは思いませんでした。
ともかく、これにて高崎から高尾まで115系を乗り継ぐ乗り鉄旅は無事終わり、高尾駅ですぐに接続するE233系の東京行快速に乗り換えて帰路につきました。

あれからこの乗り継ぎ旅から早いものでもう7年。
この乗り継ぎ旅で乗車したり撮影したりした115系も、JRに関しては新潟車両センターに残るだけになり、しかも上越線水上まで乗り入れることもなくなりました。
一方、しなの鉄道の115系は信越線長野以北のしなの鉄道移管によって運用範囲が広がり、観光列車への改造や各種のリバイバルカラー編成の登場などの話題はありましたが、こちらでも新形式車SR1系の登場で先が見えてきた状況です。
そうした現状を見ると、7年前にはまだまだこうして国鉄型車両三昧の乗り継ぎ旅ができていたというのは、今から思うとかなり贅沢な事だったといえるかもしれません。
個人的には、せめてしなの鉄道の車両だけでも、1~2編成程度をイベント用として残してほしい気持ちはありますが・・・
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