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【2014年春の18きっぷ旅④】東海道&中央本線ぐるり旅 その2 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
2014年春の18きっぷ旅の振り返り、今回も続きます。

東京駅から東海道線を西へ下り、豊橋駅までやってきました。
ここで18きっぷの旅は小休止します。
改札を出て向かうのは、豊橋駅に隣接する豊橋鉄道渥美線の新豊橋駅ですが、その前に豊橋鉄道でもう一つ忘れてはならない豊橋市内線の「駅前」停留所へ。
路面電車好きとしては、すでに全線踏破済みの路線とはいえ、豊橋まで来たならぜひ乗りたいところですが、この時は時間の都合で、残念ながらちょうど停車中の電車1両を撮影しただけで撤収、新豊橋駅へ向かいました。

新豊橋駅は、駅ビルと一体化し、新幹線や名鉄も発着する豊橋駅と比べるとかなり小規模ですが、いかにも地方都市の私鉄のターミナル駅らしい空気感があり、個人的に好きな雰囲気の駅です。
駅に到着して間もなく、早速窓口で1日フリー乗車券を購入しました。
この後の行程の関係で、実際の乗車は新豊橋ー三河田原間の往復しかできず、それだけではフリー乗車券の価格1,100円の元は取れませんが、それでもこのフリー乗車券を購入したのは、ただの切符ではない見て楽しめる乗車券だということが窓口に貼られていた見本で分かったから。
渥美線の電車は、「カラフルトレイン」と題して渥美半島に咲く花から1種類ずつが全10編成に外装のテーマとしてラッピングされており、フリー乗車券にもその10編成の側面イラストとそれぞれの花の説明が載せられていました。
さらに乗車後は組み立てて卓上にも置いておけるようなデザインになっていたので、よい乗車記念にもなると考え、敢えて元は取れなくてもフリー乗車券を購入することにしました。(現在の絵柄やデザインはどうなっているのかわかりませんが)

そのフリー乗車券で改札を入ると、ローカル私鉄らしからぬ近代的なイメージのホームには、次に発車する12:15発の三河田原行が停車中。
渥美線で活躍する車両は、すべて元東急7200系である1800系。
ダイヤモンドカットとも呼ばれた独特の前面形状はそのままですが、ラッピングのおかげでずいぶんイメージが変わっています。
1800系は全編成3両編成。
中間に組み込まれている(元)先頭車(1803編成では1813号)の運転室側の連結面にはラッピングが施されていないので、この部分には東急時代の面影が残っていました。
停車していた1803編成のラッピングのテーマは「つつじ」で、ピンク色系の外装になっています。
ホームで1803編成をあれこれ撮影しているうちに、2線ある新豊橋のホームの反対側に、乗車する1803編成の次(12:30発)の列車になる1810編成が入線してきました。
1810編成のラッピングのテーマは黄色系の「菊」です。

1803編成による先発の12:15発の三河田原行に乗車。
本日の乗り鉄旅最大の目的である渥美線の踏破に向かいます。
春休み中の土曜日の昼下がりとあってか、乗客もさほど多くなく、車窓風景も車内ものんびりムードに包まれていました。
混雑の中の移動だった先ほどの東海道線沼津―豊橋間とは、乗っていても気分がかなり違いました。
新豊橋から35分で終点の三河田原駅に到着。
これでこの日の最大の目的の渥美線全線踏破は無事達成し、さらに先ほども書いた通り豊橋市内線はすでに全線踏破しているので、豊橋鉄道全体としても全線完乗となりました。
三河田原駅は駅前広場の広い近代的な外観の駅舎にリニューアルされて間もない頃だったようで、ローカル私鉄の終着駅としてはかなり立派な駅になっていました。

ここまで乗車してきた1803編成が折り返す三河田原13:02発の列車で新豊橋へ戻りました。
往路ももちろんそうですが、交換駅のたびに様々なカラーの1800系とすれ違い、これを見ているだけでも楽しくなってきます。
視覚障害者となった今では、すべてのカラーの1800系を撮影したり見たりすることは叶わなくなってしまいましたが、またいつかゆっくり時間をとって再訪したい路線です。
再びもと来た道をたどり、新豊橋駅に戻ってきました。
ホームには「菜の花」ラッピングの1807編成が停車中。こちらもしっかり撮影し、渥美線の乗り鉄はこれで終了となりました。

この後は再び18きっぷ旅に戻り、名古屋へ向かいます。
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