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10年前の広島遠征 その3 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんばんは、gonanaです。
10年前の広島への鉄道旅の振り返り、第3回です。

遠征2日目の2010年1月9日は、関東にいては絶対に見ることのできない広島の「ご当地機関車」EF67の撮影からスタートしました。
まずは、広島駅6:52発の山陽線白市行1524Mで出発し、EF67の運用の東端である西条駅へ向かいました。
この時期の広島の日の出は7:20近くなので、ホテルを出た6:40頃はまだ夜のような雰囲気でした。
7:27に西条駅に着くと、下り線(1番線)と上り本線(2番線)との間の中線には、広島貨物ターミナルへ向けて山を下る単機581列車としての発車を待つEF67 101号機が停車中でした。
EF67 100番台は、もみじ色のボディーに黄色の飾り帯、前面窓まわりの黒となかなかインパクト大な外観でした。

7:35、EF210-1牽引の1072列車が副本線の3番線に到着。
この列車を「セノハチ」で押し上げてきたのはEF67 105号機。
1072列車が西条駅に到着すると、ここでお役御免のEF67 105はすぐに列車から切り離され、広島方に少し後退して停車し、この位置で折り返し広島貨物ターミナルへ戻る単機583列車の発車時刻(7:46)を待ちます。
やがてその105号機の隣(2番線)には、1056列車の補機としてすでに西条に着いていた104号機が入線し、EF67 100番台同士の並びが撮影できました。

7:51、EF210牽引の1078列車が到着。補機を務めたのはEF67 0番台のトップナンバーであるEF67 1号機でした。
1号機は、短い停車の後発車していった1078列車から切り離された後、一旦駅の岡山方へ引き上げたのち、中線を通って駅の広島方へ移動しました。
その時ちょうど1番線に到着した瀬戸内色の115系ともみじ色のEF67 1号機との、ともに広島オリジナル塗装車両として30年近く走り続ける車両同士の並びが見られました。

さらに8:40、2番線にEF210-3牽引で2070列車が補機のEF67 2号機の押し上げを受けて到着。
2070列車もまた、到着するとすぐにEF67の解放作業に入り、2号機は広島方へ若干後退して停車。
2号機の車体の岡山寄り半分くらいはホーム上にかかった状態で停止したので、EF67 0番台の特徴でもある岡山方のデッキ周りの様子がよく観察できました。

ここまで1時間ちょっとの間に、0番台3両、100番台5両の計8両という小所帯のEF67中5両を撮影でき、この時間に運用に入っているEF67をひととおり撮影し終わったので、そろそろ撤収しようとしていたところへサプライズ!
8:46、3番線にレール輸送の貨車などを数両連結した臨時貨物8866列車が到着。
この列車を牽引していたのは、JR西日本からJR貨物に譲渡され、岡山機関区に配置されていたEF65 1123号機。
同機は、塗装が特急色のほぼ原形のままの姿で活躍していました。
岡山機関区のEF65はすでにこの時代は関東で見ることができなくなっていたので、なかなか見られない列車に国鉄色の機関車が入っているという絶好の撮影チャンスでしたが、正直この列車の存在がノーマークだったため、あまりに突然の遭遇で正面からのカットは間に合わず、後追いのみしか撮影できなかったのが残念でした。

ここまで撮影したところで西条駅での撮影は切り上げ、115系で広島駅へ戻りました。
次回、ちょっとだけ呉線に乗り鉄します。
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あおたけ

セノハチのEF67、
数少なくなってしまった今となっては贅沢な話ですが、
個人的にはやはり0番台のほうが撮りたくて、
100番台が来るとちょっとガッカリしたものでした(笑)
補機として連結されると隠れてしまう側ですが、
0番台は1エンド側のデッキがまた、いいんですよね☆
by あおたけ (2020-06-18 07:06) 

gonana

>あおたけさん
こんにちは。私の場合、特にどちらが好きということはなかったのですが、確かに0番台はデッキの存在もあって登場した時はインパクトがあったのを覚えています。
この遠征の頃、どこかで「そろそろ0番台の引退が近いのではないか」というような内容の記事を読んだ覚えがあり、それなら今のうちに8両全機コンプリートしたいという思いで撮影に臨んだのだと思います。

by gonana (2020-06-18 12:51) 

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