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10年前の広島遠征 その8 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんばんは、gonanaです。
10年前の広島への鉄道旅の振り返り、第8回です。

広電(広島電鉄)を乗りまくった一日の振り返り、続きです。
広島港(宇品)から3号線西広島(己斐)行の800形813号に乗車し、途中の広電本社前停留所で下車。
ここには文字通り広島電鉄の本社があるほか、市内線系統の中心的な車庫である千田車庫があります。
もちろんここでは、敷地外のスペースや車庫から本線への出入口付近(歩道上)から車庫の留置車両たちを撮影しました。
車庫内には、元京都市電の1900形や元大阪市電の750形、「被爆電車」こと広電生え抜きの650形、かつて宮島線と市内線の直通運転で活躍し、この当時は市内線を中心に運用されていた元西鉄福岡市内線の3000形、「グリーンムーバーMAX」5100形などの姿を見ることができました。

広電本社前停留所付近での30分ほどの撮影を終え、次は広電本社前始発の7号線で横川(よこがわ)駅へ向かいます。
同停留所の広島港方面行きのホームに、広電本社前(方向幕の表示は「広電前」)止まりの900形914号が到着。
900形(元大阪市電2600形)は、茶色とベージュのシブい大阪市電色とその外観で、広電の中でも好きな車両の一つですが、近年はかなり廃車が進んでいるようです。
乗客を降ろしたその914号はそのまま広島港方面へ少し進み、本線上で折り返しを行います。
方向幕の表示はすでに折り返し後の行先である「横川駅」になっていました。
そして、(隣の停留所の)御幸橋寄りにあるポイントで転線し、紙屋町方面へのホームに入線してきました。
こうした一連の作業がみられるのも、路面電車の停留所らしい光景かもしれません。

914号に乗車して広電本社前から約30分でJR山陽線・可部線との乗換駅横川駅に到着。
この横川駅の停留所はこの旅の数年前に移転と大改良が実施され、駅近くの道路上にポツンと安全地帯があるだけの停留所から、立派な上屋もでき、電車を降りるとすぐ目の前にJR横川駅の改札があり、周辺の商店街へのアクセスも改良された便利なターミナルに変貌していました。
到着後しばらくして、ここまで乗車してきた914号は折返し8号線江波(えば)行きとなって出発。
914号と入れ替わりに、1911号が到着。
15両が京都市電から広電にやって来た1900形には、各車両に一般公募や広電社員の投票で決まった京都にちなんだ愛称が付けられていて、1911号の愛称は「祇園」の愛称付きでした。
さらに、同車の車体には、エッチング切り抜き式(?)の京都市の市章がそのまま残っていました。
1911号は折り返し7号線で広電本社前へ向かいました。
そして、次にやってきた8号線の1913号「嵯峨野」で今度は江波へ向かいました。

次回、ハノーバー電車に乗車します。

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