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10年前の広島遠征 その9 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんばんは、gonanaです。
10年前の広島への鉄道旅の振り返り、第9回です。

広電乗りまくりの一日、まだ続きます。
横川駅から乗車した1900形1913号は、20分ちょっとで終点の江波(えば)停留所に到着。
江波へ来たのは、停留所の先にあり、先ほど立ち寄った千田車庫とともに市内線系統の電車が配置されている江波車庫を敷地外から撮影することと、近年まで毎年11月から3月までの土曜・休日を中心に運転されていた「ハノーバー電車」こと238号の乗車・撮影をするためでした。
しかし、江波に到着した時にはすでに同停留所の乗車ホームに238号が停車していたので、車庫の撮影は後回しにして238号に乗り、もと来た道をとんぼ返りすることにしました。

この238号は、広島市が姉妹都市提携を結んでいるドイツのハノーバー市に茶室を寄贈した返礼として1988年に寄贈されたもので、9号線(八丁堀ー白島間)や、この旅の当時のように8号線で、秋から春先にかけて(同車に冷房装置が搭載されていないため)一般営業電車として運転されていましたが、ICカード乗車券での料金収受対応ができないということで、2017年から2018年にかけての運転を最後に一般営業運転からは外れ、以後はイベント電車や毎年12月のクリスマス電車で活躍するのみとなっています。
238号の車内は木材が多用され、シートも木製です。
中央部には、4人掛けと2人掛けのボックスシートも1組ずつ設けられていて、日本の路面電車になかなかない、どこかのカフェの店内のようなおしゃれな車内空間になっていました。

238号のボックスシートでほかの路面電車とは違う雰囲気を味わいながら乗車すること約20分、横川駅に到着しました。
江波では急いで乗車したためゆっくり238号を撮影する時間がなかったので、横川駅での折り返し時間を利用していろいろ撮影し、江波へ戻っていく同車を見送りました。
先ほども書いた通り、時期や曜日を合わせればいつでも乗車できる状況ではなくなってしまったので、この時に238号に乗車や撮影をしておいてよかったと思っています。

再び横川駅に戻ってきたのにはもう一つ理由があり、前日も広島駅で撮影した岡山機関区のEF65牽引の貨物列車5092列車をJR横川駅で撮影するためでした。
238号を見送った後すぐにJRホームへ移動。
やってきたのは元高崎機関区の115号機。高崎時代には武蔵野線などで何度か撮影経験のある機関車でした。
今となってはEF65 0番台を撮れたということ自体貴重だったといえますが、当時はどうせなら国鉄色機や茶色塗装の57号機に来てほしかった・・・と思ってしまいました。
5092列車の牽引機次第では広電乗りまくり旅を一時中断して西条駅あたりでもう一度撮影することも考えていましたが、更新車色機だったので追っかけは中止し、再び広電の旅を再開しました。

次回、再び江波へ戻った後、宮島線へ向かいます。
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