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大糸線キハ52お別れ乗車&撮影の思い出 その3 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんばんは、gonanaです。
大糸線キハ52のお別れ乗車と撮影の思い出、その3です。

南小谷から乗車した大糸線糸魚川行423Dは、沿線の雪景色を眺めながら8:46、定刻に終着糸魚川駅に到着。
ここまで乗車してきた人々は、ホームで撮影を続ける人、次の目的地を目指す人と三々五々別れていきました。
私は駅のホームに残り、キハ52をはじめとする車両撮影を続けました。
糸魚川駅で主に大糸線列車が発着する4番宣ホームには、3両のキハ52の写真やイラストも入った観光案内看板も設置されていました。
大糸北線(南小谷ー糸魚川間)を管轄するJR西日本糸魚川鉄道部(当時)がが作成したものと思われ、こんなところにもキハ52に対する糸魚川鉄道部の方々の愛情のほどが感じられました。
大糸北線の車両がキハ120に変わった現在も、同種の看板は設置されているのでしょうか?

糸魚川駅といえば、北陸新幹線工事に伴って解体されてしまったレンガ造りの機関庫が有名でした。
キハ52同様消えゆく運命にあったこの機関庫は、当時まだ健在でしたが、以前訪れた時にはキハ52なども入庫していた庫内に車両の姿はなく、代わりに数人の作業員の方と工事用機材があり、何やら作業も始まっている様子でした。
解体前に最後の姿を見届けられた反面、解体がもう時間の問題という現実も突きつけられ、非常に複雑な心境で機関庫を眺め、撮影することになりました。

さて、糸魚川に到着して乗客を下ろしたキハ52 156+キハ52 115の2両は、一旦構内の富山寄りに引き上げた後、入庫となります。
しかしこれまでキハ52のねぐらであったレンガ造りの機関庫が上記のような状況なので、駅ホームを通過して構内直江津寄りの仮設(?)の車庫へ向かいます。
ここでは、糸魚川鉄道部に常駐していたディーゼル機DE15との並びも見られました。

2両のキハ52が入庫した後は、先ほど乗車した423Dと根知駅で交換したキハ52 125が、南小谷からの425Dで糸魚川に到着するまで1時間半近く暇なので、糸魚川にやってくる他の列車も数本撮影しました。
この間に撮影できたのは、当時こちらも消えゆく運命にあった寝台電車の近郊型改造車419系や交直流急行型電車の更新改造車413系の北陸線普通列車や485系の特急「北越」、JRと北越急行それぞれに所属する681系の併結による特急「はくたか」、さらには当時富山機関区に配置され、ローズピンクの国鉄色のままの姿だったEF81 404号機牽引の貨物列車と、どれも第三セクターに移管された現在では見ることも乗ることもできない車両たち。
この時の旅のメインはあくまでもキハ52でしたが、合間にやって来たこれらの車両たちも、今となっては懐かしい顔ぶれです。

次回に続きます。
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