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2012年 北斗星の旅の思い出 その2

こんばんは、gonanaです。
8年前の「北斗星」の旅の思い出、今回も続きます。

食堂車「グランシャリオ」での遅い夕食を終え、1号車の自分の寝台に戻り、ほぼ定刻通りの仙台発車を見届けて就寝したのが0時頃。
そしてふと目を覚ますと時刻は4時になろうとするところ。
車窓は暗くて今どこを走っているかは定かでないものの、定時運転であればまもなく青森駅に運転停車というタイミングでした。
この日乗車した1号車は、青森以南と函館以北では編成最後尾となりますが、青森―函館間では運転方向が逆になるため、1号車はこの区間の牽引機ED79の次位となります。
この時の北斗星乗車に当たって寝台券を購入した際、発売日当日の発売開始時刻の午前10時ちょうどになった瞬間に指定券類の発券操作をしてもらう通称「10時打ち」を某駅のみどりの窓口の係員の方にしてもらったものの、希望する個室寝台はどれも満席で、結局開放B寝台の1号車に乗車することになりました。
それならば、もし青森停車の頃に目覚めることがあれば、同車の編成最後部に繰る側の車端部にある貫通扉の窓越しではあるものの、青森駅でのED79連結の瞬間に立ち会うことができるかも・・・
と目論んでいたのですが、まさにそのようなタイミングで目が覚めてしまいました(笑)

で、早速その貫通扉の窓のそばのデッキへ移動。
4:17頃、「北斗星」は青森駅に到着。時刻表には掲載されない「運転停車」なので客扱いもなくドアも開かず、深夜なので車内放送も中断したままです。
到着するとすぐに、こちらに向かってED79のヘッドライトの光が近づいてきます。
ここから函館までこの日の「北斗星」を牽引するED79 12号機は、徐々に北斗星編成との距離を詰めていき、3分ほどでドッキングが完了しました。
この瞬間を見届けたいという人はやはりそれなりにいるもので、この日も私の他に3人の方とともに連結の瞬間に立ち会いました。
私も含めみんな、デジカメやビデオカメラを手に撮影に余念がありませんでした。

7~8分ほどの停車ののち、進行方向を逆にして青函トンネルを目指して「北斗星」は青森駅を発車しました。
見たい物は見られたので、函館到着までもうひと眠りしようとしましたが、やはり眠っていては見ることのできない瞬間を見届けられた興奮からか、すっかり目が冴えてしまい、このまま青函トンネル通過と北海道上陸も見届けることにしました。
青函トンネルには前夜の案内放送での予告通り5:07頃に突入。
40分ほどでトンネルを抜けると、そこはもう北海道。
そして6:35、「北斗星」は道内最初の停車駅函館に到着。
ここでは8分停車で先ほどの青森駅と同じく進行方向の反転と機関車交換が行われますが、青森と違って客扱いありの停車なので、もちろん撮影と気分転換のためホームに出ます。

次回、北海道内をラストスパートです。
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