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ドキュメンタリーにしたくなるチャレンジ [鉄道ニュース]

こんばんは、gonanaです。
今朝、いつものようにネットニュースをあれこれチェックしていたら、乗り鉄好き的にちょっと見逃せない記事が出ていました。
詳細はこちら。

「#山万20時間耐久」小さな環状線にひたすら乗り続け... ラジオ・SNS・会社まで動かした、ツイッターユーザーの「挑戦」(J-CASTニュース) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/8d4ef4a626a6922c39e8d791d7007dc286e29cc5

いやあ、こりゃあ何ともすごいチャレンジでしたね。
最初のうちはユーチューバーの「やってみた」動画のようなものだろうと思っていたら、何だか24時間テレビのチャリティーマラソンのような展開になるとは。
このチャレンジの模様、ドキュメンタリー番組で見てみたくなります。
このツイッターユーザーの方が鉄分濃い目な人なのかは定かではないけれど、列車に乗ることもこれだけ極めればかなりの偉業といっていいですよね。

実は私、話題の山万ユーカリが丘線ではないけれど、山手線の同じ車両に早朝から深夜までほぼ一日乗り続けるチャレンジをした人たちの体験談を読んだことがあります。
今から30年近く前の大学時代のこと。
私は当時大学のボランティア系のサークルに所属しており、そのサークルのメンバー募集のポスターを学食で見た、都内の他大学の探検部に所属する学生さんから、私の所属するサークルにある依頼が来ました。
(私の大学の学食には、この大学の学生だけでなく、地域に住む方々も良く食事に来ていて、その学生さんも近所に住んでいたそうです)
依頼の内容は、その学生さんが所属する探検部と別のイベントサークルが共催してキャンパス内で子供向けのミニSLの運転会を行うことになり、その際の子供たちへの対応の補助を私達のサークルのメンバーにしてもらえないかということでした。
そしてある日、学生さんの通う大学の探検部の部室に打ち合わせに行くことになりました。
その打ち合わせでサークルや今回のイベントの概要や私達がかかわるボランティアの内容などの打ち合わせを行いましたが、その際に探検部の活動内容を知ってほしいということで渡されたのが、探検部の会報の最新号でした。
国内・海外のいろいろな地域への探検旅行のレポートなどが掲載されていた中に、一日中山手線に乗り続けるチャレンジをしたメンバーの体験記が掲載されていました。
これは文字通り、当時の山手線の最多周回の運用に入った編成のある車両にメンバーが一日中乗り続けるというもので、所要時間は今回のユーカリが丘線でのチャレンジとほぼ同じ20時間ちょっと、周回数にして池袋起点で約19周半というものでした。
このチャレンジはユーカリが丘線でのそれとは違い二人一組(もちろん交代はなし)でのチャレンジでしたが、そうした中でも食事やトイレをどうするかなどの問題をクリアしながらどうにかチャレンジを完遂できた事が会報の記事に綴られていました。

今回のユーカリが丘線での「耐久20時間」チャレンジは、大学のサークルの活動のような規模にとどまらず、多くの人々の間で注目や応援の輪が広がり、bayfmの生放送で取り上げられたり、ユーカリが丘線を運営する「山万」からも様々な形での応援があったりと、まさにドキュメント番組にしたくなるような展開になりました。
特に山万三がこのチャレンジを温かく見守ってくださっていたことが、感動的なラストにつながったのでしょう。

最初は「何でそんなことするんだ?」と言われてしまいそうなチャレンジを、多くの人々が温かく見守り応援する。
いろいろ心に余裕が持てなくなりそうな世の中ではあるけれど、私も含めこういう気持ちはずっと失いたくないものですね。
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