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せっかく知らせてくれるんだったら… [視覚障碍者としてのあれこれ]

こんにちは、gonanaです。
1か月ちょっと前の記事で、窓を開けて走る電車の中でのアナウンスの聞き取りやすさや駅の列車接近メロディーについて、視覚障害者として感じることを書きましたが(その時の記事はhttps://gonana57.blog.ss-blog.jp/2020-08-11-1)、最近も列車内に流れるある音についての記事が出ていて、個人的に気になる話題だったので取り上げてみたいと思います。
その記事は、こちらのリンクからご覧ください。

首都圏の電車内 不意に鳴る「ピンポンパンポン」 でも放送は流れず 何の音? | 乗りものニュース
https://trafficnews.jp/post/100023

このチャイム、そういえば電車内で聞いたことがあるようなないような、かなりおぼろげな記憶はあります。いつ、どこの路線でのことだったのかは思い出せませんけど…
いずれにしても、そのような告知音が流れていたとしても、私自身は特に意識していなかったのは確かで、この音にはそういう意味があったことも今回初めて知りました。

それにしてもこのチャイムが、最新の列車運行情報の更新という、列車内の乗客にとっては最重要と言える情報の提供を告知する目的で設けられているのであれば、「このチャイムを聞いたらあとは車内のディスプレイを注目して」というだけで音声による案内がない(場合によっては車掌による肉声案内があることもあるかもしれませんが)のは、私のように車内の液晶ディスプレイ等を確認することができない人にとっては、かなり不親切な案内と言わざるを得ないと思います。
車内のディスプレイの確認が難しいのは、私のような視覚障害者ばかりでなく、乗車位置や車内の混雑状況などいろいろな条件により意外に多い気がします。
「もしそうなのであれば鉄道会社のアプリを確認すればよいではないか」という声もあるでしょうが、せっかく大切な情報を知らせるのであれば、可能な限り全員にとってアクセスしやすい方法で情報を伝えるべきであり、その中で音声での案内についても軽視しないで欲しいものです。
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