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【2009年夏の鉄道旅 Part4】高岡・富山へ その9 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんばんは、gonanaです。
2009年夏の鉄道旅の振り返り、Part4の続きです。

富山駅から高山線越中八尾駅までの、唯一定期運用に残るキハ58系の乗車&撮影の後は、再び当時の北陸本線を東へ向かいます。
しかし、次に乗車予定の列車までは1時間半ほど間があるので、その間を利用して、当時まだ富山駅の南北に分かれて運転されていた2社の路面電車の撮影をしました。

まずは富山駅北口に存在した富山駅北停留所をターミナルにしていた、第三セクターの富山ライトレール(現在は富山地方鉄道に吸収合併)の撮影に向かいました。
南口と比べると人通りも少なめな通路を歩き北口に出ると、ライトレールの富山駅北停留所があり、開業してまだ3年しか経過していないきれいなホームには、ライトレールを利用する人々がたくさん集まっていました。
停留所に到着してすぐに電車が到着。
車両は、当時7編成が活躍していた(現在は8編成)低床の連接車TLR0600形のTLR0602編成。
TLR0600形の各編成には、白いボディーに編成によって異なるレインボーカラーのアクセントカラーが塗装されていて(最新のTLR0608編成の塗装は不明)、TLR0602のアクセントカラーはおれんじでした。

このTLR0602編成には、富山ライトレール開業3周年記念の「HANA PORTRAM」の装飾が施され、車体や窓には楽しいイラストがたくさんラッピングされていました。
他のラッピング車両のデザインとは一味違うこうした装飾が似合うのも、TLR0600形のボディーの形状や白ベースの塗装の効果かもしれません。
終点の岩瀬浜駅を目指して折り返していったTLR0602と入れ替わりにやってきたのは、出会えた日には何かいい事がある、という都市伝説が生まれて人気という赤のTLR0601編成。
それに続いて黄色のTLR0603、パープルのTLR0607編成と続き、当時のライトレールの日中の稼働本数である4編成がこれで全部撮影できたことになります。

もちろん撮影だけでなく乗車もしたいところでしたが、今回はこの後の行程の関係もあり、これから撮影に向かう富山地方鉄道富山市内線も含め乗車は残念ながらせず、ライトレールの撮影を切り上げた後は南口の富山地鉄富山市内線の富山駅前停留所へ移動。
当時の富山市内線の富山駅前の停留所は、JR富山駅と富山地鉄の電鉄富山駅から駅前広場を挟んで向こう側の道路上にあり、この時は駅前広場側の歩道から停留所に出入りする電車を狙いました。
2009年当時は環状線の富山都心線は未開業で、車両も低床車のデ9000形やT1000形「さんトラム」の姿もまだなく、やってくるのは古参車のデ7000形と1993年登場のデ8000形の2形式だけでした。それでもベージュとグリーンの旧塗装車あり、ラッピング車ありと、短い時間ながら楽しい撮影となりました。

結局この時は、2つの路面電車の撮影はそれなりにできたものの、乗車を楽しむ時間的余裕がなかったのは残念でした。
富山ライトレールと富山地鉄富山市内線はその後、北陸新幹線開業に伴う富山駅高架化を契機として両線の直通運転に向けたプロジェクトをスタート。
その結果、今年3月20日に念願の南北直通運転が実現、それに先立って富山ライトレールが富山地鉄に吸収合併されて名実ともに一体化した路線になるなど、富山の路面電車も2009年に比べて大きく変貌しました。
私も速く変貌した富山の路面電車に乗りたいと思っていますが…
例の騒動のせいでいまだに実行できていません。
果たして富山を訪れることができるのはいつの琴やら…

2009年夏の鉄道旅の振り返り、Part4はここまで。
Part5では、新潟を経由して帰路につきます。
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