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【2009年夏の鉄道旅 Part5】新潟回りで帰路に その3 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
2009年夏の鉄道旅の振り返り、Part5の続きです。

糸魚川駅での大糸線キハ52の撮影を終え、再び北陸本線を東へ向かいます。
糸魚川から乗車するのは、16:18発の直江津行547M。
やってきたのは、寝台電車581・583系改造の419系。それも、富山方がもともとの先頭車から改造された「月光形」前面の車輛、直江津方が中間車から改造の「食パン」型前面の編成!
先ほど糸魚川に到着して4番線に停車中のキハ52 115との並びを撮りたかったけれど、547Mの糸魚川での停車時間はわずか1分で、到底無理で断念。
最後部の月光形前面のクハ419に乗車すると、車内は混雑してもガラガラでもない、まずまずの乗車率。
座席モケットは張り替えられていたものの、種車のクハネ581形時代の雰囲気が残るクロスシートに座っていると、581・583系の列車に乗っているような気分が少しだけ味わえました。

547Mは16:56、直江津駅に定刻到着。いろいろ盛りだくさんだった北陸路の旅もここで一区切りとなります。
直江津からは久しぶりに戻ってきたJR東日本エリアとなり、これからたどるのも信越本線となります。

直江津駅のある上越市は上杉謙信ゆかりの地だけあって、駅構内にはこの年の大河ドラマ「天地人」にちなんだ幟もいくつか立っていました。
さらに、直江津駅に発着する北越急行のHK100型にも「天地人」ラッピング車が見られました。
また、やはり駅構内には、この年10~12月に展開された新潟デスティネーションキャンペーンの幟も立っていて、構内が華やかな雰囲気に包まれていました。ました。
直江津から乗車するのは、17:31発の新潟行快速「くびき野5号」ですが、入線まで少しだけ時間があるので、485系の「北越8号」や長野からの「妙高7号」で到着した「あさま色」の189系、長野総合車両所と新潟車両センターそれぞれの所属の115系、構内で入換中のEF510形などを撮影しながら待ちます。

17:26、信越線(当時)新井からの「くびき野5号」が到着。3号車(自由席)のモハ485-1045に乗車します。
遅れの「はくたか19号」を待って、「くびき野5号」は2分遅れの17:33に直江津を発車。
発車すると、車窓右手にさっそく現れたのが、房総地区向け仕様への改造工事のための入場待ちのため、直江津駅構内に疎開留置されていた209系2編成。
首都圏で活躍していた通勤型電車に日本海側の駅で遭遇するというのも、長期的な転用プロジェクトに伴う疎開留置中ならではの光景でした。
「くびき野5号」は、私にとっては陽のあるうち(といっても日没近い時間ですが)に初めて通過する信越線の海沿いの区間をたどり新潟へ向かいます。
途中、この年の新潟中越沖地震の際に土砂崩壊のあった青海川(おうみがわ)駅付近ではまだ災害復旧工事が続いているのか、列車は若干減速気味で通過しました。
長岡駅を発車したところで、直江津駅で購入した駅弁「鱈めし」で夕食。
駅弁を食べていると、気分はすっかり485系の特急列車に乗っている気分になっていました。
それもそのはずで、「くびき野」は車両と直江津―新潟間の停車駅は「北越」と同じ。所要時間も「北越」と大差ないのに快速なので18きっぷでも乗車可能な超おトク列車でした。

車両も走りも、「北越」さながらの快適な2時間弱を過ごすうち、「くびき野5号」は19:27、新潟駅に定刻到着。
あとは新潟駅からこの夜の「ムーンライトえちご」に乗車するだけになりましたが、「えちご」の発車まで4時間ほどあるため、その間新潟駅で時間をつぶします。

次回、新潟駅からです。
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