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【鉄道イベントの思い出】静岡鉄道長沼車庫一般公開(2012年) [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
「鉄道イベントの思い出」シリーズ、今回は、2012年5月に静岡鉄道静岡清水戦の長沼駅に併設された車庫で開催された一般公開イベントの思い出です。

毎年5月、静岡市で行われる「静岡ホビーショー」に関連して、鉄道会社や鉄道模型メーカーなどが様々な展示や物販などを実施する「グランシップトレインフェスタ」という一大鉄道イベントが、JR東静岡駅近くにある複合イベント施設「グランシップ」(静岡県コンベンションアーツセンター)で開催されます。(今年はオンラインでの開催だったようですが)
私は一度このイベントを見に行こうと兼ねてから考えていながら、それまでなかなか実現できずにいましたが、2012年の開催時(5月19・20日開催)にやっと行くことができました。
2012年5月19日、朝10時のイベント開始とともに会場入りし、あちこちの展示を見て回ったり物販で散財したりしながらイベントを楽しみ、13時過ぎにグランシップを後にしました。
その後、私が向かったのが、グランシップの最寄駅JR東静岡駅に近い、静岡鉄道静岡清水線の長沼駅。
グランシップから歩いて10分ほどの所にある長沼駅には、静岡清水線の車両基地である長沼車庫が併設されており、当日(20日も)は「グランシップトレインフェスタ」の関連イベントとして車庫の一般公開が行われていました。
長沼車庫は、いかにも地方私鉄の車庫といった雰囲気のこじんまりとした車庫です。
車庫の一般公開とあって「トレインフェスタ」から流れてくる多くの人でにぎわっているかと思って入場すると、意外にも構内にいる人はまばらでちょっと拍子抜け。
でもその分、展示車両をゆっくり観察したり撮影するには好都合でした。
ここの注目車両は、当時現存するのは全国でも2両だけといわれた木造電動貨車デワ1。
この頃にはすでに車籍はなくなっていたようですが、イベント当日は快晴の空の下で展示され、ステンレスカーやラッピング車ばかりの静鉄の車両の中で、独特の存在感を放っていました。
このデワ1、先日も事前応募性の車庫公開イベントで姿を見ることができた(検修庫内にいたそうですが)ようで、ぜひ今後も末永く保存してほしいものです。

さて現在、42年ぶりの新形式者となったA3000形の投入が続く静岡清水線ですが、2012年当時に活躍していた車両はそのA3000形に置き換えられつつある1000形のみ。
イベントで展示されていたのもデワ1を除けば当然1000形のみ。
もしかしたら、当時はまだ新形式者への置き換えの噂が聞こえてこなかったことも、イベントの人出の少なさに影響したのでは?などとも考えてしまっていました。
無塗装のステンレスカーというイメージが強く、一見特徴のない車両たちという先入観のあった1000形でしたが、この日静岡清水線を訪れてみて、ステンレスボディーに貼られたカラフルなストライプや広告ラッピングのおかげで、意外とバラエティー豊かな外観になっていることを知ることができました。
車庫内には数編成の1000形が分散して留置され比較的近くでゆっくり車両を観察することができました。
デワ1とともに目立つ位置に展示されていた1006編成には、このイベントの行われる少し前のダイヤ改正でラッシュ時のみ復活したという急行の種別板が掲げられていたほか、ストライプやラッピングの異なる1008・1012の両編成も展示されていました。
検修庫内の見学はできなかった記憶がありますが、車両展示の他にも記念撮影用の1000形ミニカットモデルが会場内に置かれていたり、車両部品やグッズ類の物販コーナーがあったりと、小規模ながらなかなか楽しめるイベントでした。

長沼車庫を後にしたのが14:30過ぎ。このまま東静岡駅へ戻って帰路についてもいいのですが、せっかくここまで来たのなら10数年ぶりに静岡清水線の乗り鉄を楽しんで帰ろうと、長沼駅に向かいました。
車庫内を眺めることもできる新清水方面行ホームから乗車したのは、当時「午後の紅茶」ラッピング編成だった1002編成。
前面形状を除けば東急7200系に酷似したオールステンレスカーである静鉄1000形ですが、車体全面にラッピングが施されて銀色の地肌が見えなくなっていて、だいぶイメージが変化していました。
車内は特に混雑することもなくいかにも土曜日の午後といったまったりとした空気が流れ、駅間距離が短いこともあってどこか東急の大井町線や池上線あたりに乗っているかのような錯覚も覚えました。
長沼から14分ほどで、旧清水市内の終点新清水駅に到着。
駅はやはりどこかの大手・準大手の私鉄の支線の終着駅のような雰囲気で、こんなところにも静岡清水線の親しみやすさが現れているようでした。
せっかく清水まで来たならどこかで桜エビのかき揚げやお寿司でも食べていきたいところでしたが、本格的な食事には中途半端な時間でもあるので今回は残念ながらパス。
新清水駅前をぶらぶらしただけで再び1000形に乗って、静岡清水線の起点新静岡駅へ向かいます。
新清水からの折り返しは1011編成。この編成は現在「ちびまる子ちゃん電車」となってまる子ちゃんをはじめとするキャラクターのラッピングが施されていますが、当時はステンレスボディーにブルーのストライプが入った外観でした。
新清水から21分で新静岡駅に到着。
どことなくのどかなムードの新清水とは対照的に、小規模ながら大手私鉄のターミナル駅の雰囲気が感じられる駅です。
静鉄新清水駅とJR清水駅の間もそうですが、静鉄新静岡駅とJR静岡駅との間もやや離れているので、私はタクシーで静岡駅まで移動し、この日は帰路につきました。

先ほども書いた通り静岡清水線では1000形A3000形への置き換えが進み、長らくしずてつ唯一の営業車両として活躍した1000形にも最後の時が訪れようとしています。
この時の車庫公開の際の乗車以来、静岡清水線には乗車していませんが、新旧両形式が混在しているうちにぜひまた乗りに行きたいものです。
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あおたけ

静鉄の長沼車庫公開イベント、
私は今年が初参加でしたが、
決して構内は広くないものの設備が充実していて
見ごたえのある現場でした(^^)
今回は検修庫の中に置かれていた木造電動貨車のデワ1形ですが、
いつかは外で展示された姿も見てみたいです☆
そして静鉄の顔として親しまれてきた1000形も
終焉の時が近づいていますね。。。(・ω・`)
by あおたけ (2020-10-12 08:03) 

gonana

あおたけさん、こんにちは。
確かに静鉄長沼車庫・工場は、ローカル私鉄のそれとしては設備が充実しているようですね。
かつては長沼工場製の車輛が静鉄で走っていた時期もあったようですし。
デワ1は、古い車両ながら美しい姿で屋外展示されていました。
1000形に比べるとかわいらしさすら感じるコンパクトな車体には、とても親しみがわいてきたのを覚えています。
by gonana (2020-10-12 12:54) 

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