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【鉄道イベントの思い出】伊豆箱根鉄道 いずはこねふれあいフェスタ2011 その2 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんばんは、gonanaです。
前回に引き続き、伊豆箱根鉄道大場工場で2011年に開催された「いずはこねふれあいフェスタ2011」を見に行った時の思い出です。

駿豆線の始発駅三島駅から、3000系の修善寺行電車に乗車して10分ほどの大場駅で下車し、駅から駿豆線の線路沿いの道を三島方向へ戻るように歩いて5~6分ほどの所に、「いずはこねふれあいフェスタ2011」の会場である大場工場に到着しました。
入り口で配られていた会場内の地図を見ると、大場工場の敷地は地方私鉄の車両基地・工場としてはかなり広く、また実施されるイベントも鉄道・バス関連だけでなくご当地グルメや地元の物産販売などもたくさんあり、これも地方私鉄のイベントとしてはかなり大規模なものになっていました。
でも私は、やはりまずは今回のイベントの主役であるあの車両の元へ直行。
はやる気持ちを抑えつつやって来た場所には予告通り、ややピンク色に近い赤(ラズベリーレッド)とベージュ(トニーベージュ)の、「赤電色」と呼ばれるツートンカラーに塗り戻された1100系(元西武701系)が佇んでいました。
見つけた時には思わず「おっ!、懐かしい!」と声が出そうになりましたが…
でも、よく見ると何だか違和感が…
この違和感の理由は、赤とベージュの塗り分け線の位置。
この時の1100系の写真と西武時代(非冷房)の701系の写真を並べて比較することができないので何とも不完全な説明になってしまいますが、車体下半分の所にある赤とベージュの塗り分け線はオリジナルと比べ少し高すぎ、窓上部の塗り分け線も若干オリジナルより下過ぎの位置になっていました。
おそらくこれは、伊豆箱根鉄道のオリジナル塗装(青と白)の塗り分け線の位置に合わせて塗り分けたためこうなったものと思われます。
このイベントの後、タイミングを見て正規の赤電色塗装に修正されたのか、それとも廃車までこのまま走り続けたのかは定かではありませんが、これも種車の西武701系が全車冷房化され、黄色への塗装変更も終了した約30年前(イベント当時)依頼のリバイバルカラーならではの珍事だったのかもしれません。
まあ、それはそれとしてカラー自体はまさしく懐かしい西武「赤電」のそれで、まだまだ池袋線系統でも新宿線系統でもこのカラーをまとった701・801系やそれ以前に製造された旧型車各形式が第一線で活躍していた、昭和50年代の西武線を知る者にとってはやはり懐かしさいっぱいでした。
この1100系には、「ありがとう1100系」と書かれたヘッドマークが掲出されていたほか、前面の行先表示には2011年当時にはすでに廃止されていた快速の文字が入ったレアな行先表示が現れる時間もありました。

車両展示では、1100系の他にも3000系が運転台公開に使用され、他に伊豆箱根鉄道バスの展示なども行われていましたが、残念ながら入場中の大雄山線車両や、工事列車や入出場車回送、イベント列車などで活躍する電気機関車ED32・33の姿は見ることができませんでした。

次回、再び駿豆線乗り鉄に戻ります。
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