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2010年 GW関西鉄道旅の思い出 その15 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんばんは、gonanaです。
2010年GWの関西への鉄道旅の振り返り、最終回です。

高岡市内の行列のできるうどん屋さんの名物のカレーうどんで夕食の後、20時半頃に再び万葉線で高岡駅に戻ってきました。
ここから乗車する夜行急行「能登」の発車は23時ちょうどなので中途半端に時間が空いてしまいましたが、かといって他に行くあてもないので待合室で時間をつぶし、22時少し前にホームへ移動しました。
22:02、この日の朝にも出会ったEF81 107号機の牽引でブルトレ「日本海」が高岡駅に到着。1分停車で発車していきました。
高岡からの乗車は見たところほとんどなかったようでした。
というより、連休中の夜だからなのか、ホームにほとんど人がおらず、到着する普通列車や「サンダーバード」もあまり乗降客がないまま発車していきました。
暇なのでホームをぶらぶらしていると、頭上から下がっているいくつもの乗車位置案内の札が目に留まりました。
特急から不通まで、列車名やそれぞれの編成パターン別のいろいろな色の乗車位置案内板が下がり、これらを見るだけでも北陸本線がいかに「特急街道」であるかを改めて感じました。
このカラフルな標示類も、この界隈の北陸本線が第三セクター化され、優等列車も通らなくなった今では思い出の後継になってしまったのが残念です。

そして22:59、「能登」が高岡駅に到着し、1分停車で定刻発車。
「能登」は、この年3月のダイヤ改正で、同じ上野ー金沢間のブルトレ「北陸」とともに定期列車としての長い歴史に幕を下ろしましたが、「能登」については改正後も多客期の臨時列車として残され、このGWにも運転されていました。
ただし、定期列車時代はJR西日本金沢総合運転所所属の489系が使用されていたものが、臨時列車になってからはJR東日本新潟車両センターの国鉄色485系での運転となり、編成も9両から6両に短縮されていました。

私の方は、魚津を出たあたりから高崎到着直前まで、途中長岡での運転停車中に一度目が覚めたほかは爆睡。
高岡駅では停車時間にほとんど余裕がなかったため撮影ができなかったので、高崎駅の4分停車を利用して少しだけ485系を撮影。
大きく運転形態の変わった「能登」でしたが、車両を見ると、正面の愛称幕には489系時代に使用されていた交換式ヘッドマークに準じたデザインの絵入りマークがきちんと表示され、側面方向幕にも列車種別と愛称・行先がきちんと表示された専用の字幕が用意されていたのは嬉しい限りでした。
さすがに489系についていた「急行」のサボはありませんでしたが…

5:53、「能登」は大宮駅に定刻到着。
私はここで下車し、約40分後のブルトレ「あけぼの」(EF64 1032号機牽引)を撮影してから帰宅しました。

2010年の関西への鉄道旅の振り返り、これにて終了です。
他の振り返り記事でも書いていることの繰り返しではありますが、改めて記憶を思い出しながら記事を書いていると、今では姿を消してしまった車両や列車に多数乗車したり撮影をしたりしていたことが思い出され、懐かしさとともに寂しさも感じました。
視覚障害者になった今では、当時撮影したたくさんの写真で当時を振り返ることは叶わなくなってしまいましたが、せめて記憶の中の鉄道旅の思い出はこれからも大切にしていきたいと思っています。
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