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2011年夏 関西鉄道旅の思い出 その8 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
2011年夏の関西への鉄道旅の振り返り、その8です。

一日阪急電車を乗り歩いた翌日の2011年8月23日は、阪神電鉄と山陽電鉄を中心に乗車や撮影を楽しみます。
この日のスタートも梅田駅、といってももちろん阪急の梅田駅ではなく、阪神の梅田駅。(現 大阪梅田駅)。
3つの路線が集まる阪急梅田駅と比べ、単一の路線のターミナルである阪神の梅田駅はその分ラッシュ時の乗客も少ないのかもしれませんが、それでも朝8時過ぎの駅構内には多くの乗客があふれていました。
ここから乗車するのは、8000系リニューアル車の甲子園行区間急行。
阪神電車にも過去何度か乗っていますが、たいてい特急(直通特急を含む)や快速急行に乗ることが多いので、その他の種別、特に平日の朝のラッシュ時のみ運転される区間急行に乗車するのは貴重な機会です。
区間急行は8:20頃に梅田駅を発車し、17分ほどで武庫川駅に到着したところで私は下車。
駅名の通り、武庫川の上に設置されている阪神本線のホームを西宮市側へ歩いて向かうのは、この駅が始発の支線武庫川線のホーム。
武庫川駅の武庫川線ホームは、本線のホームよりも一段低いところに設置されており、本線のホームとの間には中間改札も設けられています。
そのためか、頻繁に列車が発着し通過列車もある本線ホームとは対照的に、武庫川線ホームはラッシュも一段落したからかかなり静かで、同じ駅なのに別の空気が流れているようでした。
武庫川線ホームに出て少し待つと、次の武庫川団地前行きとなる電車が到着。
車両はこの線専用の7861形。
この旅の頃にはすでに本線では減少しつつあった、伝統の「赤胴車」塗装を残す車両でした。
9時ちょっと前の武庫川線は車内にもかなりゆとりがあり、これも本線とは違うゆっくりした走りとともに、終点までわずか6分ほどの短い距離ながら、何となくのんびりした電車旅になりました。
いかにも昭和の阪神電車という雰囲気の7861形や7890形も、今年6月に引退し、これらに代わって登場したのが、派手なラッピングが施された5500形改造車です。
しかし、やはり武庫川線を利用する人々にとって「最後の赤胴車」には特別な思い入れがあるようで、武庫川団地内に保存が決まりました。昭和の阪神電車の姿にこれからも接するチャンスができたのは嬉しいことです。

武庫川線を終点の武庫川団地前駅まで往復し武庫川駅に戻った後は、再び本線に乗り換えます。
次回も続きます。
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