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2011年夏 関西鉄道旅の思い出 その13 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんばんは、gonanaです。
2011年夏の関西への鉄道旅の振り返り、その13です。

大阪駅から大阪環状線で新今宮駅へ向かい、同駅からこの日の南海電車乗り歩きをスタートします。
JRのホームから階段を上がったところにある乗り換え改札から南海新今宮駅の構内に入り、少しの間次々に発着する南海線や高野線の列車を眺めながら一休み。
その後、高野線6300系の区間急行に乗車し、以前からぜひ行きたかった2つの駅に向かいました。

新今宮から20分で、その目的の駅のうちの一つである狭山駅に到着。
子供の頃、南海電鉄の路線図を見ていてこの駅と、次に訪れる駅(の改称前の駅名)の2つの駅の存在を知って以来、何のゆかりもない土地ながら、その駅名に妙に親近感を覚えていつかは行ってみたいと思い、ついにこの日それが実現したというわけです。
初めて降り立った狭山駅は、相対式2面2線のホームと橋上式の駅舎がある、ごくごく一般的な住宅地の駅という感じで、周辺もこれといった名所などもなさそうな感じですが、そんな雰囲気も個人的には親しみを感じるポイントです。

狭山駅前を少しだけぶらついてから、普通電車で隣の駅へ移動しました。
その駅は、本日2つ目の目的地大阪狭山市駅。
駅名的には、狭山駅以上に個人的な親しみを感じる駅名でもあります。
狭山駅は橋上駅舎の駅ですが、大阪狭山市駅は上下線のいずれにも地上に駅舎があり、改札内で上下線間を移動することのできない構造になっています。
その駅舎は、どこかヨーロッパのお城や教会を思わせる外観になっていました。
それもそのはずで、この駅はかつて狭山遊園前という駅名で、近くには南海の運営する遊園地「さやま遊園」もありましたが、さやま遊園が閉演した2000年に閉園したため現在の駅名になったものです。
遊園地の閉園から10年以上たっていたせいもあるのか、駅舎以外には遊園地最寄り駅だったころの面影らしきものは見つけられませんでしたが、もしさやま遊園が健在な頃に訪問できていたなら、さやま遊園の方にもぜひ足を延ばしてみたかったです。

狭山駅も大阪狭山市駅も、駅の規模としてはさほど大きな駅ではなく目立つ存在ではないけれど、その駅名に縁を感じての今回の両駅への訪問はなかなか楽しい思い出になりました。
ただ、両駅とも現在は駅員がむ配置になっているようで、その点は残念な気がします。

次回に続きます。
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