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SLふくしま復興号&ELSLふくしま復興号 追っかけ撮影の思い出 その1 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
今回からは、2012年7月28・29日の2日間にわたり、JR東北本線郡山→福島間で運転された「SLふくしま復興号」、そして逆方向の福島→郡山間で運転された「ELSLふくしま復興号」を撮影するため、福島までプチ遠征した時のことを振り返ります。

この両「ふくしま復興号」は、前年の東日本大震災と原発事故からの福島県の復興を願い運転されたもので、「SLふくしま復興号」はC6120号機が高崎車両センター所属の旧型客車5両を単独で牽引、「ELSLふくしま復興号」はこの編成(C61は逆向きで連結)を仙台車両センター所属のED75が牽引するというスタイルで運転されました。
SLが旧型客車を牽引する姿はもちろん、この運転の時にはすでにED75が客車を牽引する姿も貴重なものになっていたので、それを目にすることができるというだけで遠征の意欲がわき、撮影に出かけることにしたのでした。

2012年7月28日、西武線と川越線を乗り継いで大宮駅へ。
青春18きっぷシーズンの鉄道旅といえば18きっぷ利用が定番ですが、自宅から普通列車利用で郡山へ向かうと「SLふくしま復興号」の郡山発車発車に間に合わなくなるので、今回は大宮ー郡山間は往復とも新幹線を利用しました。
大宮駅から乗車したのは、7:38発の「Maxやまびこ・つばさ123号」。
この列車を選んだのは、この2ヶ月後の9月28日限りで東北新幹線から撤退するE4系に乗車するため。
そして、「Maxやまびこ」の列車名も、E4系と「つばさ」のE3系1000番台との併結もあとわずかで見られなくなるというタイミングでした。

8:36、「Maxやまびこ・つばさ123号」は郡山に到着。
在来線ホームに降りると、構内には早くも、駅に隣接する郡山車両センターからと思われるC61の汽笛の音が響いてきていましたが、まだ「復興号」入線時刻にはまだ速いので、ホームで構内の車両を撮影をしながら入線を待ちました。
そして9:27、C6120+旧型客車5両の「SLふくしま復興号」が1番線に入線。
やはり、SLと茶色の旧型客車との組み合わせは最高です。
「SLふくしま復興号」「ELSLふくしま復興号」では、それぞれで牽引を担当するC61・ED75に往復別・日替わりで掲げられるヘッドマークのデザインも福島県内から公募され、採用されたデザインの作者の方には出発式で記念品が贈られたほか、福島駅の跨線橋では採用には至らなかったその他の応募作品も見ることができました。
この日の「SL~」でC61に掲げられたマークは、確か小学生の作品で、クレヨン画?の感じをそのまま生かしたかわいらしいマークに仕上がっていました。
また客車にも特製のサボが掲げられていました。
入線後間もなく、ホームでは出発式が始まり、地元の「ミス○○」(残念ながら名前を忘れてしまいました)とゆるキャラ(これも名前不明)なども出席していました。

そして、定刻から2分ほど遅れた9:57、「SLふくしま復興号」は郡山を発車。
この後は、後続の福島行に乗車して「復興号」の追っかけ撮影に向かいます。
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あおたけ

「SLふくしま復興号」、今になって振り返ると
東北本線にSL列車が走った貴重な機会でしたね!
私の世代的にはED75が牽く旧客という編成もシビれます(^^)
by あおたけ (2020-12-13 08:05) 

gonana

あおたけさん、おはようございます。
そういえば、東北でもいろいろな路線でSL運転は行われているけれど、福島・宮城県内の東北本線でSLが復活運転された例はあまりないような気がします。
そう考えると、イベント列車とはいえなかなか貴重なものを見ることができたということになりますね。
私もED75の引く旧型客車の姿には感激ものでした。
小学生の頃、家族旅行で猪苗代湖のあたりに出かけた時、急行「ばんだい」の車内からED75や77牽引の旧型客車を見て、「東北に来たんだな」という感慨がわいたのを思い出してしまいました。
by gonana (2020-12-13 08:57) 

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