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【2013-2014冬の18きっぷ旅】水郡線・磐越東線に乗る その2 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
2013年末から2014年正月にかけての冬の18きっぷ旅の振り返りシリーズPart2、今回も続きます。

水戸駅から乗車した水郡線927Dで、水郡線の枝線の終点常陸太田駅に到着しました。
ここからは、927Dの折り返しの上菅谷行928Dでもと来た道を戻ることになりますが、折り返し発車まで少し時間があるので駅近くを軽く散策。
常陸太田に来たのは、前回の記事でも触れた、バイトでの常陸太田市役所への訪問時以来20年ぶりでしたが、その時以来心に引っかかっていたのが、常陸太田駅のすぐ近くにあった常北太田駅から、常磐線と接続する大甕(おおみか)駅を経由して鮎川駅までを結んでいたローカル私鉄日立電鉄が、乗る機会を逃したまま廃線になってしまったこと。
1993年に常陸太田を訪れた時には、市役所での仕事(書類の提出)を終えて常陸太田駅に戻る途中、常北太田駅の前も通り、ホームに停車中の電車も見かけていたのですが、この時はなぜか帰りは日立電鉄に乗って常磐線に乗り継ごうという乗り鉄根性が起きず、行きと同じ水郡線で常陸太田駅を後にしたのでした。
その当時はまさか後年日立電鉄が廃止されようとは夢にも思っておらず、また一応バイトの勤務中ということもあり、いつかぜひ乗りに行こうと考えていたのだと思いますが、結局それ以来水郡線ともども乗る機会を逃したまま月日がたち、日立電鉄への乗車は叶わずじまいに終わってしまいました。
20年ぶりに常陸太田を訪れたのを機会に、常北太田駅の跡や保存車両などがないかと思っていましたが、残念ながら短い時間で見つけることはできませんでした。

常陸太田駅に戻り、先ほどここまで乗車してきたキハE130系2両編成の928Dで上菅谷駅へ。
10:35に到着した上菅谷からは、いよいよ水郡線の未乗区間に足を踏み入れることになりますが、次に乗車予定の郡山行の発車までは約1時間ほどあり、すぐに上菅谷を発車する水戸行で水戸に戻れば、始発駅からその郡山行に乗れるので、時間を有効に使うことにしました。
上菅谷から乗車した常陸大子始発の水戸行832Dは、水戸への買い物客などが多いのか立ち客多数の混雑ぶり。もちろん私も水戸到着までたちっぱなしでした。

水戸駅で折り返し、11:15発の825Dで郡山へ向かいます。
825Dも上菅谷あたりまでは結構な混雑ぶりで、私の乗った車両には自分と同じように乗り鉄を楽しんでいると思われる数人のグループも乗っていました。
12:33着の常陸大子駅では10分停車。
当時、825Dは本来ここ常陸大子止まりでしたが、指定日にはここから先も8325Dと列車番号を変更して郡山まで延長運転されていて、この日も郡山行として運転されていました。
常陸大子を出たところで、水戸駅で購入した駅弁「豚べん」で昼食。
味噌仕立ての茨城県産の「ローズポーク」が白いご飯の上に載ったシンプルながらおいしい駅弁でした。
列車が福島県内に入ると、車窓にはにわかに白いものが目立ち始めました。
この日の数日前には東京でも初雪が降っていましたが、私自身にとってはその冬初の雪見となりました。
やがて郡山駅が近づくと車窓の雪も少なくなっていき、東北本線に入って車窓右手に郡山貨物ターミナルや郡山総合車両センターが見えてくるあたりになると、市街地に近づいたからか雪は見えなくなりました。

14:41、8325Dは郡山に到着し、これで水郡線は全線完乗となり(正確には1つ前の安積永盛に到着した時点で完乗達成ですが)、同時に関東1都6県のJR線も全線踏破ということになりました。
なお、水郡線といえば、2019年10月の台風19号により橋梁の流出などの被害が発生し、2021年1月初めの段階でも袋田ー常陸大子間の長期普通が続いていますが、この区間も今年3月27日に復旧し列車運転が再開される見込みとなりました。
復旧後いろいろな状況が落ち着いたら、またぜひ水郡線にも乗りに行きたいところです。

この後は引き続き今回の目的の2つ目である磐越東線の踏破に向かいます。
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