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【鉄道イベントの思い出】富士急電車まつり2013 その3 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
2013年の「富士急電車まつり」の思い出の振り返り、今回も続きます。

河口湖駅構内の留置線での、スカ色115系との並び撮影会が終了した後、「パノラマエクスプレスアルプス」時代の塗装が再現された2000形2002Fは、下吉田行の「電車まつりシャトル列車」となるべく構内入換を開始。
一旦駅奥の引上線に入ったのち、シャトル列車の発車する1番線に入線してきました。
私はこの後、このシャトル列車に乗車しますが、同列車は事前の予約や整理券入手などの必要がなくだれでも乗車可能なので、まずは座席を確保し、再びホームに出て撮影を楽しみました。
この2002Fは、単に塗装を「アルプス」時代のものに再現しただけでなく、側面のJR時代の車号標記やドア横のグリーン車マーク、さらに展望室付き先頭車の「パノラマエクスプレスアルプス」の電照幕式ヘッドマークなどがしっかりと再現され、JR時代の活躍を知る者にとっては懐かしさ満点でした。
この日の半年前に乗車・撮影した、京王初代5000系時代の姿に戻った1000形1001Fもそうですが、単に「昔の色に戻した」だけでないこだわりのリバイバルぶりには富士急の「本気」が感じられ、とても嬉しくなりました。

「電車まつりシャトル列車」の発車が近づき、3両編成の真ん中2号車のモハ2102号に乗車。
同車の車内は、シートモケットが張り替えられている他はJR時代と大きな変化はないようで、シートピッチの広いグリーン車仕様のシート、ハイデッカータイプの床面、大きな側面窓、車両の一端に設けられたコンパートメントなどといった国鉄→JR移行期のジョイフルトレインの雰囲気を存分に味わうことができました。
これから乗車するのは下吉田駅までのほんのわずかな時間ですが、何だかこのまま新宿まで乗っていきたい気分にもなってきます。

シャトル列車は10:20、河口湖駅を発車。
「フジサン特急」運用時に2000形に乗車する場合は特急料金が必要ですが、この列車は乗車券だけで乗車できるので混雑するかと思いきや、乗車した2号車に関しては座席がほぼ埋まる程度の乗車率。
おかげで、わずか13分間ながらジョイフルトレインの旅を堪能することができました。
10:33、シャトル列車は下吉田駅に到着。
乗客を降ろした「アルプス」こと2002Fは11:10発のシャトル列車で河口湖へ折り返すまで、到着した大月方面行ホームで留置となりました。
さて、この下吉田駅でも、「電車まつり」のイベントが色々とおこなわれていました。
下吉田といえば、半年前にも訪れた駅舎横の「ブルートレインテラス」が人気となっていましたが、この日はいつも同所で保存展示されている14系寝台車スハネフ14 20が「ブルートレインテラス」と駅ホームの間の保守用側線(?)に引き出され、モーターカーの牽引・推進で構内を往復するイベントが行われていました。
体験乗車も行われていたのでぜひ乗車したかったのですが、希望者が多数並んでいたので断念…

この他、下吉田駅の構内では保線や電気関連の作業の実演や体験、信号訓練室の公開といったイベントも行われていました。

この後は再び「アルプス」のシャトル列車で富士山駅へ移動します。
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