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2012年GW名古屋遠征の思い出 その6 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
今回も2012年GWに名古屋へ鉄道旅に出かけた時の振り返りです。

名鉄豊田市駅から乗車した名鉄100系による上小田井行は13:59に赤池駅に到着。
この列車は名鉄豊田線と名古屋市営地下鉄鶴舞線の直通電車ですが、私はここで下車します。
それは、この赤池駅が名鉄と名古屋市営地下鉄との境界駅となっており、私の持っている名鉄のフリーきっぷでは地下鉄に乗ることができないという理由からでもありますが、もっと大きな理由は、当駅付近にある市営地下鉄日新工場に隣接した場所にある「レトロでんしゃ館」を見学するためでした。
この「レトロでんしゃ館」は、かつて名古屋市内で網の目のように路線網を広げていた名古屋市電と、その後に建設された名古屋市営地下鉄東山線の旧型車両を保存し、同時に市電や地下鉄の資料などが保存されている博物館です。
ここへ私は、2006年にオープンしてまだ間もない頃に一度行ったことがありますが、この日はちょうど近くまで来ることもあり久しぶりに訪れることにしました。

赤池駅から10分ほど歩くと目指す「レトロでんしゃ館」に到着。
入館すると、さっそく展示車両を色々見て回りました。
ここに展示されている実物車両は市電3両と地下鉄車両2両。
それでは、その各車両を簡単に紹介します。
●市電1400形1421号
1937年に登場した名古屋市電を代表する形式の一つ。75両が製造され、車体のスタイルなどはその後の名古屋市電の車両の基本となった形式でもあります。
●市電2000形2017号
1956年に登場した名古屋市電最後の申請車両。当時の路面電車技術の最高水準の機器を搭載した高性能者で、走行時の騒音が少なかったことから「無音電車」とも呼ばれました。
●市電3000形3003号
1944年に製造された連接車で、名古屋は軍需工場が多かったため行員輸送の輸送力増強を目的に製造された車両でした。
●地下鉄100形107+108
1957年に最初の開業区間である東山線名古屋ー栄町(現 栄)間が開業した名古屋市営地下鉄最初の車両100形12両のうちの2両。独特のボディーマウント構造の車体で、「黄電」の愛称で呼ばれた「ウインザーイエロー」(黄色)の塗装が特徴でした。

車両はどれも社内に入ることもでき、車内にはそれぞれの車両の活躍した時代を象徴するような仲つり広告なども再現されていて、1両1両見て歩くだけでもなかなか楽しめます。
また全車屋内展示のため保存状態は非常によく、まるで現役車両のような美しさでした。
館内にはこの他に市電や地下鉄に関する資料や部品類の展示などもあり、規模はそれほど大きくはないもののかなり楽しめる展示施設です。

1時間余り「レトロでんしゃ館」で過ごした後、再び赤池駅へ戻り、地下鉄鶴舞線で上小田井壁へ向かい、その後再び名鉄乗り鉄に戻りました。
次回に続きます。
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