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2012年GW名古屋遠征の思い出 その9 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
今回も2012年GWに名古屋へ鉄道旅に出かけた時の振り返りです。
前回に引き続き、リニア・鉄道館(鉄道館)を訪れた時のことを振り返ります。

シンボル展示ゾーンを出て、メインの車両展示ゾーンへ向かいます。
以下、2012年5月現在でここに展示されていた車両たちを簡単に紹介していきます。
まずはJR東海ならではの新幹線エリアへ。
●新幹線300系322-9001
新幹線300系の量産先行試作車編成(J1編成)の東京方先頭車。
●新幹線300系322-20
同じ新幹線300系でも、こちらは量産車編成(J21編成)の博多方先頭車。322-9001とは外観にも細部の違いがあり、それをゆっくりと見比べることができるのも博物館ならではでした。
しかし同車は、2014年に後輩の700系723-1が展示車両に加わることになったのに伴い、それと入れ替わる形で展示を終了し、解体されてしまいました。

300系の2両は、300系自体が現役引退し世間的にも話題になってからまだ日が浅かったせいか、展示車両の中でも特に注目の的になっていました。
●新幹線922形922-26
新幹線電気・軌道総合試験車(いわゆるドクターイエロー)922形のうち、JR西日本に所属していたT3編成の東京方先頭車。
1両だけとはいえ、私自身は922形を生で見るのは実はこの時が初めてでした。
世間的にもすっかり定着した923形とは違う外観ながら、やはり当時でもドクターイエローの人気は高かったようで、多くの人が記念撮影をしたりじっくり車両の観察をしたりしていました。
●新幹線0系21-86+36-84
言わずと知れた1964年に登場した新幹線最初の営業車両0系の博多方先頭車と食堂車。
やっぱり新幹線を展示の柱に据える以上、0系は外せませんね。
両車とも客室内には入れないものの、デッキから客室や食堂内を眺めることができました。
21-86は、0系初期車の外観上最大の特徴である大型の側面窓と、やはり初期の普通車の特徴であるグレーの転換式クロスシートが残る点が貴重で、これだけでも保存の価値があります。
食堂車36形は、現役時代一度も利用するチャンスに恵まれなかったので、食堂内に入ってテーブルにつくことはできないものの、車内を生で見ることができて感激でした。
●新幹線100系123-1+168-9001
0系の後継車100系の博多方先頭車と2階建て食堂車。
2両ともJR東海所属の食堂車組み込み編成(X編成)に組み込まれていた車両ですが、123-1は量産車編成のX2編成、168-9001は量産試作車編成(X1編成)と、異なる編成で活躍していました。
168-9001も食堂内には入れないものの、デッキから社内を見るとここで何度か実際に食事をした時の思い出がよみがえってきました。
また食堂のある2階への階段付近にある歴代の東海道線車両を描いた壁面も間近で見ることができ、これも懐かしかったです。
やはり100系は2階建て車両の存在あってこその形式という感じがしますが、そのシンボルである2階建て食堂車がこうして保存されているというのは大きな意義があることといえます。

0系と100系は通路を挟んで並んで展示されていて、昭和から平成に移り変わる頃の東海道・山陽新幹線を知る者にとっては、この並びには何となくほっとするものを感じました。

次回からは在来線の車両たち編です。
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