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ブログオフ会の思い出(2013年夏 千葉編) その1 [いろんな思い出]

こんにちは、gonanaです。
今回からは、かつて私がamebaでブログをやっていた時代の2013年7月に、4人のブログ仲間の方々と千葉方面でプチオフ会を開いた時のことを振り返ります。

このプチオフ会には、この会を持とうと声をかけてくださったYさんという方をはじめ、私も含め男性3名、女性2名(1名は夜の飲み会だけでしたが)が参加しました。
2013年7月27日、京成千葉駅から京成千葉・千原線に乗車して13時前に終点のちはら台駅に到着。
Yさんはじめプチオフ会の参加メンバーとはここで待ち合わせしました。
私は主催のYさんとはいすみ鉄道のイベントで何度か顔を合わせていましたが、他の方々とはお互いリアルでは初めての出会いとなりました。
しかし、お互いに相手のブログを読んだりコメントをしたりしていたからなのか、打ち解けるのもかなり早く、出発前から何度もあっているかのように会話が盛り上がりました。

そして一同、Yさんの車に乗せていただき、まず向かったのは小湊鉄道の海土有木(あまありき)駅。
この駅は、昭和の懐かしい鉄道風景が随所に残る小湊鉄道らしい、いかにもローカル線の駅といった感じのひなびた駅舎のある駅です。
しかし、Yさんによれば、この駅は世が世なら大変貌を遂げていたかもしれないというのです。
それは、私が先ほど乗ってきた京成千原線(千葉中央ーちはら台間)を建設し当初運営していた第三セクター鉄道千葉急行電鉄は、ちはら台駅からさらに延伸してこの海土有木駅まで路線を伸ばすことを計画していたからで、ちはら台駅からここまで車で通ってきた道もその計画ルートに近いものだったそうです。
また千葉急行電鉄や京成は、千葉急行線をここからさらにJR外房線の安房小湊駅まで延伸させるという野望も持っていたそうで、これが実現していたらその途中駅になっていたかもしれない駅だったそうです。
この一連の計画は私も鉄道雑誌で読んだことがありましたが、現実の海土有木駅に行ってみるとそういう計画があったことも信じられないような、のどかな土曜日の昼下がりといった光景が広がっていました。
現実には安房小湊どころか海土有木までの延伸も叶わないまま、開業済み区間の乗客数の伸び悩みから千葉急行は経営破綻し、すでに開業していた区間は京成千原線となりました。
そんな話をYさんから聞きながら、のんびり無人駅のホームを歩いたり待合室のベンチに腰掛けていたりすると、もしここや安房小湊までの延伸が実現していたらこんなのどかな風景は失われていたのではないかと思う一方、どんな列車が走っていたのだろうという想像が広がってきました。
仮に安房小湊まで延伸されていたとすると、この構想がリゾート客の誘致が目的だったということからして、おそらく京成上野駅や都営・京急線方面からのリゾート特急が走っていたのかもしれないし、一般輸送でも千葉急行や京成だけでなく、レールのつながっている都営浅草線や京急、新京成電鉄の車両も乗り入れてきたかもしれない…などと妄想するのもなかなか楽しいものです。

30~40分ほど海土有木駅で過ごし、列車の発着風景も見ることができたところで再びYさんの車に乗り、次の目的地に向かいます。
ここから先は次回に続きます。
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