SSブログ

11分から5分に、確かにこれは便利になる! [鉄道ニュース]

こんにちは、gonanaです。
少し前の話題になりますが、4月末に西武新宿線ユーザー的には注目すべき計画がニュースになりました。
それは、西武新宿線の始発駅西武新宿駅の、JRや他の私鉄・地下鉄の新宿駅から離れた位置にあるため乗り換えが不便であるという最大の弱点が、両駅を直結する地下通路の完成によって大きく改善されるという構想が明らかになったというものです。
詳細は下記のリンク記事からどうぞ。

西武新宿駅 ついに新宿駅とつながる? なぜいま「地下通路」新設か 背景に延伸計画 (乗りものニュース)
https://trafficnews.jp/post/106638

新宿~西武新宿の移動が6分も短縮! 西武鉄道が「新たな地下通路」の整備・検討を始めた理由 (アーバン ライフ メトロ)
https://urbanlife.tokyo/post/55609/

長年の西武新宿線ユーザーにとっては、これはかなり便利になるというのが素直な感想です。
何といっても、西武新宿線ユーザーが新宿駅に発着するJR各線や私鉄各線に乗り換えようとすると、高田馬場での乗り換えも可能な(というか、そちらの方が乗り換えも簡単で時間もかからない)山手線以外では西武新宿駅から新宿駅へ、地上の雑踏にもまれながら歩くか延々と長い地下通路(リンク記事にもある新宿サブナードとメトロプロムナードを経由)を歩くか、さもなければ一旦高田馬場で山手線に乗り換え、新宿駅でさらに目的の各線に乗り換えるという、いずれにしても不便な乗り換えを必要とする状況を、もう40年以上味わってきましたから。
いつ頃だったか忘れましたが、もうかなり以前に今回の構想のようにサブナードとメトロプロムナードを直結する通路が建設されるという、今から思えば出所不明なうわさを聞いたことはありましたが、今回こそはその噂が現実味を帯びた話として進んでいるのですから朗報と言えます。
この地下通路を使って両駅間を移動すると、乗り換え時間が11分から5分に短縮されるというのですから、その効果はかなり大きいでしょう。

そしてこの地下通路建設が、幻となった西武新宿線の「地下急行線」計画と関わりがあるというのも興味深い話です。
西武新宿駅の地下急行線ホームが、在来線ホームより新宿駅に近い場所に建設される予定だったというのは、西武としても西武新宿駅と他社の新宿駅との乗り換えが不便であるというのは十分認識していたからこそでしょうし、今回の構想でその遺志が生かされようとしているのも面白い歴史のめぐり合わせのような気がします。
今回はあくまでも構想段階であり、建設が本決まりになったわけではないけれど、他の路線との乗り換えが便利になることで、今はどちらかというと地味な存在にも思える西武新宿線が大きく変わる契機になるかもしれず、沿線民としては今後の動向に注目したい話題です。

nice!(10)  コメント(0) 
共通テーマ:地域

nice! 10

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。