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2012年夏 北海道遠征の思い出 その3 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
今回も2012年夏に北海道で鉄道旅をした時の思い出を振り返ります。
前回に引き続き、ブルトレ「北斗星」の旅の続きです。

食堂車「グランシャリオ」での遅い夕食を終え、1号車の自分の寝台に戻ってきました。
そしてほぼ定刻通りの仙台駅発車を見届けて就寝したのが0時頃。

ふと目を覚ますと時刻は午前4時になろうとするところでした。
車窓は暗く、深夜ゆえ車内放送もないので今どこを走っているかは定かではないものの、定時運転であればまもなく青森駅に到着というタイミングです。
「北斗星」は、機関車交換と進行方向の逆転(青森ー函館間はその前後の区間とは進行方向が逆になっていました)を青森駅で行っており、下り列車の場合は同駅は乗客の乗降できない「運転停車」となっていました。
この日私が乗車した1号車は、青森以南と函館以北では編成の最後尾となりますが、青函トンネルを含む青森―函館間ではこの区間の牽引機ED79の次位に連結されることになります。
この時の北斗星乗車に当たって寝台券を購入した際、発売日当日の発売開始時刻(午前10時)ちょうどになった瞬間に指定券類の発券操作をしてもらう通称「10時打ち」を某駅のみどりの窓口の係員の方にしてもらったものの、希望する個室寝台(ロイヤル・ソロ)はどれも満席で、結局一般の開放型B寝台の1号車に乗車することになりました。
しかし、上記のような理由で青森・函館両駅ではED79形電機の連結・切り離し作業が1豪社との間で行われるので、1号車はそれを見学するには好条件といえます。
それならば、もし青森駅停車の頃に目覚めることができれば、同車の編成最後部にくる側の車端部にある貫通扉の窓越しではあるものの(ドアが開かないためホームに降りることができないので)、青森駅でのED79連結の瞬間に立ち会うことができるかも…と目論んでいたのですが、まさにそのようなタイミングで目が覚めてしまいました(笑)

そして、早速その貫通扉の窓のそばのデッキへ移動し、青森駅到着を待ちます。
4:17頃、「北斗星」は青森駅に到着。
先ほども書いた通り同駅は「運転停車」のため客扱いもなく、車内放送もないのでなんだか違和感があります。
到着するとすぐに、こちらに向かってED79のヘッドライトの光が近づいてくるのが見えました。
ここから函館までこの日の「北斗星」を牽引するED79 12号機は、徐々に北斗星編成との距離を詰めていき、3分ほどでドッキングが完了しました。
この瞬間を見届けたいという人はやはりそれなりにいるもので、この日も私の他に3人の方とともに連結の瞬間に立ち会いました。
私も含めみんな、デジカメやビデオカメラを手に撮影に余念がありませんでした。

7~8分ほどの停車ののち、進行方向を逆にして青函トンネルを目指して「北斗星」は青森駅を発車しました。
見たい物は見られたので、函館到着までもうひと眠りしようとしましたが、やはり眠っていては見ることのできない瞬間を見届けられた興奮からか、すっかり目が冴えてしまい、このまま青函トンネル通過と北海道上陸も見届けることにしました。
青函トンネルには前夜の案内放送での予告通り5:07頃に突入。
40分ほどでトンネルを抜けると、そこはもう北海道。
そして6:35、「北斗星」は道内最初の停車駅函館に到着。
ここでは8分停車で先ほどの青森駅と同じく進行方向の反転と機関車交換が行われますが、青森と違って客扱いありの停車なので、もちろん撮影と気分転換のためホームに出ます。

次回に続きます。
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