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小学生時代にタイムスリップ? [いろんな思い出]

こんにちは、gonanaです。

本日のお題:バイトの思い出

大学時代にいくつかやったアルバイトの話は過去にも何度か書きましたが、今回は大学2年生だった1992年の夏休みの、千葉県浦安市立の某小学校の図書室でのバイトの話です。

このバイトは、ある有名大型書店の系列の書籍流通会社での仕事で、その会社の事業の一部分だった(現在もそうかどうかはわかりませんが)学校の図書室や図書館の蔵書管理の支援業務に関する作業をするというものでした。
私はもともと本は好きで、小学生時代以来学校の図書室や住んでいる市の図書館などにもよく利用していたので、私にはぴったりのバイトでした。

そして、私の派遣先になったのが、先ほども書いた浦安市立の某小学校です。
主な業務内容は、その小学校の図書室の蔵書(図書室の書架に入っている本や図書準備室に保管されている本)についての各種データを記載したリストと実物の本とを突き合わせ、署名や図書の分類記号などのデータが正しくリストに記載されているかを照合することが中心でしたが、他にも書架の本の状態確認や本の整理など、生徒のいない夏休みだからできる図書室内のいろいろな作業の手伝いもしました。
勤務時間は月~金曜の10時~16時の間で、登校日と重なる日はバイトは休みになりました。
私と一緒に図書室内で作業などをしたのは、50歳代と思われるパートの女性と、その小学校の図書室の女性の先生でした。
小学校への派遣期間(私のバイトの期間でもありましたが)にはもともと余裕があったからか、それとも小学校なので図書室の蔵書数もそれほど多くなかったからか、あまり急かされることもなくゆったりと作業することができました。
お昼も図書室のテーブルで食べましたが、3人でいろいろおしゃべりを楽しみながらの食事はなかなか楽しいものでした。
そして私個人としては、母校ではないものの久しぶりに小学校の図書室に入ることができたのもよい思い出になりました。
自分が小学生の時にも読んだことのある本を多数見つけ、思わず仕事そっちのけで読みふけってしまいそうになることもしばしばで、当時すでに成人になっていたにもかかわらず、すっかり小学生時代にタイムスリップした気分になりました。
また、小学校の出入りに使わせてもらっていた職員用出入り口と図書室の間にある職員室の壁には、まだ浦安が漁師町の面影を残していた昭和30年代の風景や、まだほとんど建物の建っていない浦安駅付近の真新しい高架区間を走る、開業間もない頃の営団東西線5000系の姿などが写真パネルとして展示されていて、これも楽しく見せていただきました。

自分としてはなかなか楽しかった図書室でのバイトも、予定通り1か月で終了となりました。
一緒に働いたパートの女性や図書室の先生とはすっかり仲良くなっていたので、やはり最終日は別れが寂しかったのを思い出します。
私がバイトをした当時は、小学校の図書室の蔵書管理にもパソコンは全く使われておらず、書類も手書きのものが多かったですが、今では学校の図書室も相当にIT化が進んでいるでしょうから、外部の業者に蔵書整理の補助を依頼する学校というのももしかすると少なくなっているかもしれません。
そして何より、近年は当時と比べて学校のセキュリティー対策も厳重になったので、あの時の私のようにバイトの学生やパートの女性が何のチェックも受けずに小学校に出入りしていたというのも、今となってはかなり隔世の感があります。
その意味でも、この図書室でのバイトは、30年前のある意味よき時代の思い出といったところかもしれません。
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