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【鉄道旅の思い出】初めての関西鉄道旅の思い出 その3 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
前回に引き続き、今回も1991年のGWに初めての長距離の鉄道旅として関西へ出かけた時の思い出を振り返ります。

大垣駅から113系の加古川行と221系の姫路行新快速を乗り継いで、9:30頃に大阪駅に到着。
一旦改札を出てコインロッカーに荷物を預けて身軽になり、再び改札を入り、関西の鉄道乗り鉄旅が本格的にスタートしました。

この日は主にJR線を乗り回ることにし、まずは大阪環状線ホームへ向かいました。
ホームへ上がり、ちょうどやって来た内回り電車に乗車します。
当時の環状線はオレンジ色の103系の天下で、時折「大和路快速」の221系と特急「くろしお」の381系とすれ違うくらいで、関西空港方面への列車が加わった現在ほどには車両や列車のバラエティーは多くない時代でした。
しかし環状線で走る103系には関東では数少なくなっていた初期の車両も多く、この時乗車したクハ103形も2桁ナンバーの初期車でした。
大阪駅で乗車した内回り電車で環状線を一周し、さらにそのまま乗車して2周目の途中の弁天町駅で下車しました。
こういうことが堂々とできるのも、周遊券(京阪神ミニ周遊券)を持っているからこそです。

弁天町で下車したのは、当時同駅の高架下にあった「交通科学博物館」を訪れるためでした。
交通科学博物館は、2014年に「京都鉄道博物館」への移転という形で閉館するまで、東京神田にあった「交通博物館」とともに東西の2大鉄道・交通系の博物館となっていた博物館で、幼い頃から何度も交通博物館に行っていた私としては一度行ってみたかったスポットでした。
弁天町駅の改札を出て交通科学博物館に入館すると、やはりGW中だからか家族連れが多く来ている印象でしたが、混雑しているというほどでもなく、ゆっくり展示車両や模型運転などを見て回ることができました。
さらに展示車両の一両でもあり、実際に食堂として営業していた20系ブルートレインのナシ20形食堂車(現在の京都鉄道博物館でも展示中)で昼食を食べたりして、気が付いてみると3時間ほど夢中で缶内を歩き回っていました。

交通科学博物館を出て弁天町駅に戻った時には、時刻は14時近くになっていました。
ここから乗車したのは、221系の「大和路快速」加茂行。
幸いクロスシートに座ることができ、都心部の路線で普通にクロスシート車両に乗れるという、同じ環状路線でも東京の山手線ではできない楽しみを味わいつつ、天王寺駅からは関西本線(大和路線)に入りました。
大和路船内ですれ違う103系電車は、関東人には山手線を思い出させるウグイス色の塗装で、懐かしい気分にさせてくれました。
そして、弁天町駅から40数分で「大和路快速」は奈良駅に到着。
私はここで奈良線の会則に乗り換えて今度は京都駅を目指します。

次回もまだまだ続きます。
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