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入るも入らないも本人が決めること [ノンジャンル]

こんにちは、gonanaです。

本日のお題:部活って、入った方がいいと思う?

先日、「日本若者協議会」という団体が、中学や高校の部活動に関して、本人の意思に反して加入を強制されるケースがあるとして、部活動への参加はあくまで任意加入であることを周知徹底し、実態の調査も行うことを求める要望書をスポーツ庁に提出したということです。
部活といえばここ数年いわゆる「ブラック部活」の問題などがマスコミなどでも取り上げられるようになり、部活動の在り方がこれまでになく問われています。
このように部活動の問題について本格的に改善を求める声を上げるのは、私が中高生だった30数年前のことを思うと大きな変化といってよいでしょう。

中高生の頃のことを思い出してみると、私の入学した中学でははっきりと部活に入ることを強要されるようなことは自分の周囲ではなかったと記憶していますが、それでもやはり「帰宅部」の人は少数派でした。
そして学校というよりもむしろ親が「部活には入るべき」という考えだったようで、しかも「男は文科系でなく運動部に入るべし」とも考えていたようです。
私自身としては、中学入学にあたって特に入りたい部活というのもなかったのですが、そういった親の意見もあり剣道部に入りました。
ただこれは、剣道に魅力を感じたわけではなく、単に小学生時代に家の近くの道場で剣道を習っていた時期があったからというだけのかなり消極的な理由でした。
そのため練習にも全く身が入らず、もともとの技量のせいもあって対外試合の選手に選ばれるようなこともなく、全くと言ってよいほど良い思い出のないまま3年間嫌々ながら剣道部に所属し続けました。
この経験もあり、高校入学に際しては別の部活、それもできれば文化系の部に入りたかったのですが、この時も親の意見に押されてまたも剣道部に入ることになりました。
しかし学校が変わったからといって私の剣道に対する向き合い方が変わることはなく、結局2年生の途中でこのままダラダラと剣道部に居続けることに限界を感じ、部活を辞める決心をしました。
部活を辞めた後そのまま「帰宅部」になるという選択もありましたが、友人に相談したところ、彼が副部長を務めていた科学部に入ることを勧められたのでそのお誘いに乗ることにしました。
化学部に移ってからのことは、以前にも記事にしたことがありますが、一言で言って部を移ったことは大正解でした。
秋の文化祭でかなり本格的なお化け屋敷をやるほかはほぼ表立った活動をしない部ではあったけれど、それでもそれまでの嫌々ながら所属していた剣道部時代とは明らかに部の活動に対する熱意も違ったものでした。

ここまで書いてきた私の経験も踏まえて言うと、部活動に入るかどうかはあくまでその人本人が決めればよいことで、親や先生、学校が本人の意思に関係なく部活に入ることを強制する者であってはならないと思いますし、お題への回答としては「入った方がいいか悪いかといったことは断言できない」ということになるのかなと思います。
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