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せっかく言ったはいいけれど… [いろんな思い出]

こんにちは、gonanaです。

本日のお題:今まで行ったことのある一番遠い場所

海外へ一度も行ったことがなく、国内でも沖縄や小笠原諸島などへは行ったことがありません。
北の方では北海道の根室と稚内、南の方では鹿児島県の枕崎が、私の行ったことのある自宅から最も遠い場所です。
いずれも埼玉県某市からはそれなりの距離はあるものの、「こんなに遠くまで来たんだ」という感慨がわいてきたかというと微妙です。

根室と稚内へはそれぞれ、2001年の夏休みに北海道へ鉄道旅をしに出掛けた時に一度だけ行ったことがあります。
根室へは、札幌駅からキハ183系+14系寝台車による夜行特急「まりも」とそれを延長運転した快速列車で向かいました。
朝8時台に着いた根室では、釧路方面へ戻る次の列車まで2時間ほどあるので、その間にどこかで観光をしようと思っていましたが、当日の根室の天気は小雨。しかも8月だというのに気温はかなり低く、駅の待合室ではストーブがたかれているという状況で、とても駅の外に出て歩こうという気分になれませんでした。
結局、その待合室で折り返し乗車する釧路行の改札が始まるまで地元の方数人とともに何をするでもなくぼんやりと過ごしてしまい、街の空気をほとんど感じることのないまま根室を後にすることになってしまいました。
稚内へも、札幌からの特急で向かいました。到着は夕方で、この日は稚内駅近くのホテルに泊まりました。
根室と違って気温もさほど低くなく、泊まりなのでせめて駅近くの飲食店で地元の魚介類でも食べればよかったのですが、どういうわけかコンビニで弁当を買ってホテルで食べる方を選択してしまいました。
翌日は朝の特急で札幌方面へ戻ってしまい、ここでもまともな観光をしないまま稚内を後にしてしまいました。

一方、枕崎には1993年と2007年頃と2回行きました。
どちらも九州への鉄道旅の途中で、西鹿児島(現 鹿児島中央)駅から指宿枕崎線に乗車して訪れました。
ただいずれの時も、指宿枕崎線山川ー枕崎間の列車本数が少ないこともあり、行程の関係で枕崎駅まで利用した列車の折り返し列車ですぐにトンボ返りせざるを得ず、ここでもほとんど街の空気を感じないままで終わってしまいました。今にして思えば、帰りは鹿児島市内へのバスあたりを利用するなどして枕崎観光の時間をとれればと悔やまれます。

以上のようなわけで、根室も稚内も枕崎も、せっかく言ったはいいけれど実態は駅かせいぜいその周辺の風景しか思い出が残っていないという残念な状況です。
私の鉄道旅のスタイルが、乗りたい(あるいは前後の行程の関係で利用せざるを得ない)列車のダイヤに合わせたものになることが多いためでもありますが、次回それぞれの街を再訪する時はもっと行程にもゆとりを持ち、せめて半日くらいは観光ができるようにできたらと思っています。
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