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沿線民としては… [鉄道ニュース]

こんにちは、gonanaです。
このブログで何度も書いている通り、45年以上にわたって沿線に住む私にとって一番身近な鉄道会社である西武鉄道。
その西武鉄道の電車のイメージとしても定着している「黄色い電車」にいよいよ終焉の時が視野に入って来たようです。
そしてその黄色い電車を置き換えるために導入される車両の内容がかなり衝撃というか驚きです。
詳しくは下記のリンク記事を参照してください。

西武「黄色い電車」に終了宣告 他社からの譲受で“無塗装車”増備へ 大手私鉄で異例 (乗りものニュース)
https://trafficnews.jp/post/118570

いやあ、長年の西武線沿線民であり鉄道ファンである私としても、この方針には相当な衝撃を受けました。
通常、鉄道会社間の車両の譲渡といえば、JRや大手私鉄・地下鉄から地方の中小私鉄や第三セクター鉄道、はたまた海外へ、というパターンがほとんどで、今回西武が打ち出したような大手私鉄が車両譲受を受けるというのはかなり珍しいケースです。
もちろん過去にそのような前例がなかったわけではなく、鉄道ファンの間で有名なところでは1975年と1980年に東急の目蒲線等で活躍していた旧型車3700系が同じ大手私鉄の名鉄へ譲渡されたケースがあるほか、西武自身も終戦直後には戦災や事故で破損・焼失した電車を大量に国鉄から払い下げを受け、整備して自社線内で再び走らせるということをしていた過去もあります。
他にも会社間のリースなども含めれば、大手私鉄が他社から車両の譲渡を受ける例は少ないとはいえ存在します。
ただ、西武はかつて、自社の「西武所沢工場」で多くの電車を製造し、西武線内だけでなく一部の中小私鉄向け車両の製造も行っていた時代を知っている者としては、その西武がまさか他社から車両を譲り受ける立場になる日が雇用とは想像すらしておらず、個人的にかなり複雑な心境です。

もちろん、乗客の立場からすれば新造車両だろうが他社からの譲渡された中古車両だろうが、車内外がきれいで安全に快適に乗れる電車であればどちらでもよいということになるのでしょう。
また西武鉄道も大手私鉄としてのプライドという意味からも、譲受車両に対しても中古車両というマイナスイメージを払拭するような大胆なリニューアルを施して自社線の営業運転に投入することも考えられます。
いずれにしても、今後どこの鉄道会社のどんな車両が、西武のどこの路線を走ることになるのか、これからかなり注目されます。
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