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ついにこの時が来るとは… [鉄道ニュース]

こんにちは、gonanaです。
ジョイフルトレインに改造された車両を除くとJRでは最後のキハ58系営業車として高山本線富山ー越中八尾間で最後の活躍を見せた後、千葉県のいすみ鉄道に活躍の場を移し、同じくJR西日本からやって来たキハ52 125とのコンビで観光休校やレストラン列車に活躍することほぼ10年、まさにいすみ鉄道の顔となってきたキハ28 2346が、今年11月で定期(的な)運用を修了し、来年2月には現役を引退するという衝撃的な発表がこのほどありました。
詳細は下記のリンク記事からどうぞ。

現役最後のキハ58系列、いすみ鉄道のキハ28形が引退へ - 鉄道コム
https://www.tetsudo.com/news/2677/

うーん、ついにこの時がやってきてしまったか…というのがこの記事を読んで初めに感じたことです。
老朽化した鉄道車両は車種に関係なく経年を増すごとに補修部品の調達が困難になり、しかも走行状態を維持するための各種定期検査に要する多額の費用が経営を大きく圧迫しているのはどこのローカル私鉄や第三セクター鉄道でも同じではありますが、高山本線時代にも一度、いすみ鉄道にやってきてからも数回乗車した馴染みのある車両が引退ということで、寂しさは拭えません。
そういえば、いすみ鉄道のキハ52+キハ28は、相変わらずの人気であるにもかかわらずコロナ禍に入ったか入らないかぐらいの時期のダイヤ改正で運用される列車が削減されました。その際会社側からは理由として、老朽化しているキハコンビの負担を減らして少しでも長く走らせるため、という説明があったような記憶があり、やはり奇跡の復活を遂げたいすみのキハコンビにも老朽化という現実は避けては通れないことを実感させられました。
しかしそれから3年程度で、まさかキハ28の引退が決まるとは思いませんでした。
来年以降は観光急行もキハ52単行での運転になりますが、老朽化による補修部品の調達難はキハ52とて同じことなので、そう遠くない将来にこちらも現役引退ということになってしまうのでしょうか。
ただそうなるといすみ鉄道としても、同社の知名度を全国区の存在に押し上げ、収入の上でも大きな貢献をしてくれたキハコンビの観光休校という目玉コンテンツを失うことは大きな損失になるはずで、このピンチをいすみ鉄道がどう乗り越えていくのか、キハ52入線を機に何度も乗車して好きになったファンの一人として大いに関心があります。
引退後のキハ28 2346がどうなるのか、現時点ではまだ決まっていないようです。これまでの同車の功績を考えると解体という結末には至らないと信じてはいますが、できれば現役時代そのままの姿で常時誰でもその姿を見られる状態で保存してほしいと思います。
いすみ鉄道の本社や車両基地もある大多喜駅構内なら、管理もしやすくイベントを開催することを考えても保存場所として最適かと思いますが。

いずれにしても、11月末の定期的な運用終了の前に、ぜひとも久しぶりにもう一度キハ28に乗りに行きたいものです。
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