【乗り鉄の思い出】いすみ鉄道&小湊鐵道 初乗車の思い出 その1 [その他鉄道ネタいろいろ]
こんにちは、gonanaです。
ここ数日続いているいすみ鉄道関連の記事、まだまだ続きます。
今回からは、2012年1月にいすみ鉄道のほか、同鉄道と上総中野駅で連絡する小湊鐵道の2つの非電化ローカル線で房総半島を初めて横断した乗り鉄の思い出を振り返ります。
もともとこの乗り鉄旅は、前年の2011年4月にいすみ鉄道での営業運転がスタートした国鉄型気動車キハ52 125に初めて乗りに行くことが一番の目的でしたが、同時に実はこの日まで乗車経験のなかったいすみ鉄道と小湊鐵道を全線乗りつぶすこともまた目的でした。
そして、この2つの路線をどちらも全線踏破することで、千葉県内の鉄道全線の完乗が達成されることにもなるので、この点でも一つの思い出になると考え、日帰り乗り鉄旅に出ることにしました。
2012年1月29日、自宅を朝出発し、総武線快速と外房線普通列車を乗り継いで、10:33に外房線といすみ鉄道の乗り換え駅大原に到着。
早速いすみ鉄道の乗り場へ向かいます。
といっても、ここ大原から乗車するキハ52の観光急行「急行2号」が大原駅にやってくるまでには少し間があるので、ひとまず駅前へ出ました。
JRの駅舎に併設されたいすみ鉄道の大原駅の駅舎の前には、いすみ鉄道の黄色いレールバスやキハ52とそれぞれ同じカラーにラッピングされた2台の自販機が設置されていました。
同様の自販機は、この日確認できただけでもこの他に国吉・大多喜・上総中野の各駅にも設置されていて、後年キハ28がいすみ鉄道にやってきた後にはキハ28カラーのものも登場しました。(現在の状況は不明ですが)
前回の記事でも書いた通り、いすみ鉄道の観光急行に乗車するには乗車券とは別に急行券を購入する必要があるので、上総中野までの乗車券とともに駅売店の店員さんも兼任する駅員さんから購入しました。
その急行券は、昔ながらの硬券で発券してもらうことができ、今や貴重な改札鋏の入った切符を手にすることができます。
しかも乗車後も回収されることなく記念に持ち帰れるのも嬉しい限りです。
10:57、大多喜からの「急行1号」でいよいよ本日最大のお楽しみであるキハ52 125が到着。
私にとっては、JR時代最後の活躍の場だった大糸北線(南小谷ー糸魚川間)からの引退を目前に控えた2010年3月の糸魚川駅以来、約2年ぶりの再会でした。
「急行2号」の改札が開始されるとさっそくホームへ出て、久しぶりに再開するキハ52 125をあれこれ撮影したり観察したりしました。
同車は、大糸線時代末期と比較すると、塗装が紺とベージュの昭和30年代までの旧気動車標準色を再現したものから、朱色とクリーム色の国鉄一般型気動車標準色に戻され、助士側(車両前面左側)前面窓内側に設置されていた行先表示器が撤去されたことで、原型に近いすっきりした外観になっていました。
この日の同社は、大原方(駅舎側)の前面にはかつての房総急行「そと房」のヘッドマークが付いていました。一方、反対の大多喜・上総中野方はヘッドマークのないプレーンな姿でした。
側面に回ってみると、ここにも運転区間や「急行」を表示したサボ(行き先表示板)が掲げられ、国鉄時代の雰囲気づくりに一役買っていました。
もちろん側面の車番などの標記も国鉄スタイルのもので、所属標記も「千カウ」(千葉鉄道管理局勝浦機関区?)と「ご当地」のものになっていました。
あれこれ見て回ったり写真を撮影しているうちに発車時刻が近づいてきたので車内へ。
車内は大糸線時代とあまり変化はなさそうでしたが、やはり全般的には国鉄ムードたっぷりです。
そして11:12、「急行2号」は大原駅を発車。
大多喜駅まで41分のキハ52の旅が始まります。
この続きはまた次回です。
ここ数日続いているいすみ鉄道関連の記事、まだまだ続きます。
今回からは、2012年1月にいすみ鉄道のほか、同鉄道と上総中野駅で連絡する小湊鐵道の2つの非電化ローカル線で房総半島を初めて横断した乗り鉄の思い出を振り返ります。
もともとこの乗り鉄旅は、前年の2011年4月にいすみ鉄道での営業運転がスタートした国鉄型気動車キハ52 125に初めて乗りに行くことが一番の目的でしたが、同時に実はこの日まで乗車経験のなかったいすみ鉄道と小湊鐵道を全線乗りつぶすこともまた目的でした。
そして、この2つの路線をどちらも全線踏破することで、千葉県内の鉄道全線の完乗が達成されることにもなるので、この点でも一つの思い出になると考え、日帰り乗り鉄旅に出ることにしました。
2012年1月29日、自宅を朝出発し、総武線快速と外房線普通列車を乗り継いで、10:33に外房線といすみ鉄道の乗り換え駅大原に到着。
早速いすみ鉄道の乗り場へ向かいます。
といっても、ここ大原から乗車するキハ52の観光急行「急行2号」が大原駅にやってくるまでには少し間があるので、ひとまず駅前へ出ました。
JRの駅舎に併設されたいすみ鉄道の大原駅の駅舎の前には、いすみ鉄道の黄色いレールバスやキハ52とそれぞれ同じカラーにラッピングされた2台の自販機が設置されていました。
同様の自販機は、この日確認できただけでもこの他に国吉・大多喜・上総中野の各駅にも設置されていて、後年キハ28がいすみ鉄道にやってきた後にはキハ28カラーのものも登場しました。(現在の状況は不明ですが)
前回の記事でも書いた通り、いすみ鉄道の観光急行に乗車するには乗車券とは別に急行券を購入する必要があるので、上総中野までの乗車券とともに駅売店の店員さんも兼任する駅員さんから購入しました。
その急行券は、昔ながらの硬券で発券してもらうことができ、今や貴重な改札鋏の入った切符を手にすることができます。
しかも乗車後も回収されることなく記念に持ち帰れるのも嬉しい限りです。
10:57、大多喜からの「急行1号」でいよいよ本日最大のお楽しみであるキハ52 125が到着。
私にとっては、JR時代最後の活躍の場だった大糸北線(南小谷ー糸魚川間)からの引退を目前に控えた2010年3月の糸魚川駅以来、約2年ぶりの再会でした。
「急行2号」の改札が開始されるとさっそくホームへ出て、久しぶりに再開するキハ52 125をあれこれ撮影したり観察したりしました。
同車は、大糸線時代末期と比較すると、塗装が紺とベージュの昭和30年代までの旧気動車標準色を再現したものから、朱色とクリーム色の国鉄一般型気動車標準色に戻され、助士側(車両前面左側)前面窓内側に設置されていた行先表示器が撤去されたことで、原型に近いすっきりした外観になっていました。
この日の同社は、大原方(駅舎側)の前面にはかつての房総急行「そと房」のヘッドマークが付いていました。一方、反対の大多喜・上総中野方はヘッドマークのないプレーンな姿でした。
側面に回ってみると、ここにも運転区間や「急行」を表示したサボ(行き先表示板)が掲げられ、国鉄時代の雰囲気づくりに一役買っていました。
もちろん側面の車番などの標記も国鉄スタイルのもので、所属標記も「千カウ」(千葉鉄道管理局勝浦機関区?)と「ご当地」のものになっていました。
あれこれ見て回ったり写真を撮影しているうちに発車時刻が近づいてきたので車内へ。
車内は大糸線時代とあまり変化はなさそうでしたが、やはり全般的には国鉄ムードたっぷりです。
そして11:12、「急行2号」は大原駅を発車。
大多喜駅まで41分のキハ52の旅が始まります。
この続きはまた次回です。
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