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【乗り鉄の思い出】いすみ鉄道&小湊鐵道 初乗車の思い出 その4 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
10年前のいすみ鉄道&小湊鐵道初乗車の思い出、まだまだ続きます。

大多喜駅から乗車したいすみ200形重連に乗って到着した上総中野駅。
同駅はここまで全線乗車してきたいすみ鉄道と、これから乗車する小湊鐵道の乗換駅です。
ホームは島式ホーム1面(実際に使用しているのは片面だけ?)と駅舎に面した片面のホームがあり、前者にはいすみ鉄道の、後者には小湊鐵道の列車がそれぞれ発着しています。
両社ともに駅員のいない無人駅ですが、小湊鐵道側のホームには駅舎兼待合室もあり、駅自体やその周辺の雰囲気もよく、次の小湊鐵道の五井行列車までの1時間弱の乗り継ぎ時間を過ごすにはまずまずの環境でした。

ここまで乗車してきたいすみ鉄道のいすみ200形をひとしきり撮影・観察した後は、駅舎兼待合室のベンチに座って駅弁で昼食とします。
この日選んだのは、大原駅までの道中の千葉駅で購入した「潮干狩り弁当」。
大学時代日常的に千葉駅を利用するようになって以来、数えきれないくらい食べた千葉駅の駅弁でしたが、この弁当はこの日初めて食べました。
「潮干狩り」の名にふさわしく、煮たアサリとハマグリが載った茶飯や、イワシのつみれやイカのみそ焼きなどが盛り付けられていておいしかったです。
それにしても、房総半島とはいっても海から結構離れた内陸で、真冬(1月)に「潮干狩り」というのも乙なもの…ですかね。

駅弁を食べた後は、次の乗車列車がやってくるまで駅構内や周辺をぶらぶらしたり、待合室に掲示されたポスター類を眺めて過ごしました。
待合室内には、いすみ鉄道と小湊鐵道のそれぞれの当駅の時刻表も掲示されていました。
この時刻表は、どちらも左半分が発車時刻、右半分が当駅への到着時刻を表している、これまでにあまり見たことのない様式のもので、慣れないとどちらの時刻が当駅の発車時刻の表なのかわからなくなりそうでした。(現在もそのような様式なのかは不明です)
まずいすみ鉄道の発車時刻表を見ると、当時(2012年1月)の大原行最終が19:41、大多喜止まりの最終が20:30となっており、23~0時台まで電車があることに慣れた地域の人間にとっては驚きの早い時間の最終列車となっていました。
もっとも、列車本数を見るとほぼ全時間帯で1時間~1時間半くらいに1本程度の本数は確保されていて、慣れればそれほど不便さは感じないレベルではあったのかもしれません。
一方、小湊鉄道の発着時刻表を見ると、何と!当時路線の末端区間でもある養老渓谷ー上総中野間は休日6往復、平日は4往復しか運転されないというこれまた驚きのダイヤとなっていました。
しかも最終列車の時刻はいすみ鉄道以上に早く(ちなみに始発列車もいすみ鉄道より遅く出発していました)、17時過ぎには五井行の最終が発車してしまっていました。
まさか、夏場なら太陽の出ている時間にしか一つの路線の列車が来ない駅が、東京から日帰り圏内の近さの場所にあろうとは…と思ってしまう衝撃的な時刻表でした。
次回、いよいよ千葉の鉄道最後の未乗線区、小湊鐵道の踏破に出発します。
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