SSブログ

富山の鉄道を満喫!妄想乗り鉄旅 その5 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
富山県内の鉄道・軌道線の乗り鉄を満喫する妄想乗り鉄旅、今回も続きます。

城端線で城端駅まで往復して高岡駅に戻った後は、同じく高岡駅を始発とする非電化ローカル線の氷見線に乗り継ぎます。
高岡駅での城端線からの接続はよく、11:12発の氷見行に乗り換えることができます。
氷見線も城端線同様、普通列車は全列車が「タラコ色」のキハ40・47形による運転で、国鉄型ディーゼルカーならではの「音」も楽しめます。
高岡駅を出るとしばらく住宅や学校の多いエリアを走り、万葉線と交差したあたりからは一転して工業地帯を進むようになります。
途中の越中国分駅を過ぎてトンネルをくぐると列車は富山湾に沿って走るようになります。男岩・女岩と呼ばれる大きな岩を見ながら、源義経と武蔵坊弁慶が奥州に下った際に雨宿りをしたとされる義経岩のそばを走り、やがて富山湾越しに立山連峰を眺めることのできる氷見線最高のビュースポットを通過します。
雨晴駅ー島尾駅間の右手には雨晴海岸が広がりますが、その後氷見線は海から離れて田園地帯を進むようになり、やがて11:40、終点の氷見駅に到着します。
さて、氷見はぶりや白エビ、ホタルイカなど富山湾の海の幸で名高い街で、ちょうど時間もお昼時になったので、駅から少し歩いた街の中心部に出て海の幸で昼食とします。
おいしい海鮮で満腹になった後は、腹ごなしを兼ねて駅へ戻りながら街を散策します。
氷見は「忍者ハットリくん」や「怪物くん」「笑ゥせぇるすまん」の作者であり今年(2022年)4月に亡くなった藤子不二雄A氏の出身地であることから、氏の作品のキャラクターが街のあちこちに見られ、それらを探して歩くだけでもよい氷見観光になることでしょう。
氷見からは14:24発の高岡行でもと来た道を戻りますが、そのまま高岡駅へは戻らず2駅手前の能町駅で下車します。
能町駅から歩いて2分ほどのところには、万葉線の新能町停留所があり、ここから15:05発の越ノ潟行に乗り、6分ほどで到着する新吉久停留所で下車します。
ここで下車した目的は、駅のすぐ近くにある、高岡市衛生公社が運営する「TEKリサイクルセンター高岡」という工場の一角に設けられた「TEKリトルパーク」という公園施設の中に保存展示されているデ5022号電車を見学するためです。
デ5022は、1950年に製造された路面電車スタイルの富山地鉄デ5010形の1両で、富山地鉄と加越能鉄道の軌道線で活躍後、1971年に除雪車に改造され、加越能鉄道軌道線が万葉線になった後の2012年まで現役を続けた車両です。
その後保存展示のための整備を受け、2018年からこの場所で展示されているものです。
デ5022は私も米島口にある万葉線の車両基地の片隅に留置されている姿を見たことがありましたが、このような形できれいになって保存されているのは路面電車好きとして嬉しい限りです。
デ5022を見学した後、再び万葉線に乗って高岡駅方面へ向かいますが、実は私、何度か高岡に来たことがあるにもかかわらず高岡大仏をこれまでまだ見学したことがなかったので、途中の坂下町停留所で下車して大仏見学に向かいます。
大仏見学を終えて高岡駅に戻った後は、この日の宿泊地である富山駅へ向かうため、あいの風とやま鉄道に乗車します。
高岳駅から乗車するのは、18:19発の糸魚川行。この列車はIRいしかわ鉄道の金沢駅始発で、北陸本線を引き継いだ石川・富山・新潟3県の第三セクター鉄道3社を股にかけて走り、各地でローカル列車の運転系統がこま切れになっていく中、かつての北陸本線普通列車の面影が感じられるロングラン列車になっています。
もっとも私は高岡から18分で到着する富山駅で早くも下車し、駅近くのホテルに入ってこの日の乗り鉄は終了となります。

次回、妄想旅3日目編です。
nice!(9)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 9

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。