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富山の鉄道を満喫!妄想乗り鉄旅 その11 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
富山県内の鉄道・軌道線の乗り鉄を満喫する妄想乗り鉄旅、今回も続きます。

南富山駅前停留所から富山地鉄の路面電車の乗り歩きをスタートし、1系統(南富山駅前ー富山駅間)の電車で終点の富山駅停留所に到着しました。
ちょうど時刻もお昼を回ったので近くで昼食&昼休みタイムをとり、再び富山駅停留所に戻ります。
この富山駅停留所は、富山駅の高架化や路面電車の南北接続事業の進捗にともなって2015年3月に開業したもので、路面電車南北接続が実現した現在では、駅の南側と自由通路を挟んだ北側に合わせて3線の線路と5面のホーム(乗り場は8番線まであり)という、路面電車としては日本最大級ともいえる規模のターミナルになっています。
そしてこの停留所からは、南富山方面・富山大学前方面・岩瀬浜方面、そしてこれから私が乗車しようとする「富山都心線」経由の環状線方面へと、路面電車のすべての停留所へ乗り換えなしで行くことができるように運転系統が組まれています。
しばらく停留所のいくつかのホームを渡り歩いて次々に発着する電車を眺めた後、3番線から14:17に発車する環状線の3系統(環状線一周)の電車に乗車します。
環状線は、富山市が市内中心部の活性化などを目的として過去に廃止された路面電車のルートを復活する形で既存の富山軌道線の丸の内停留所から荒町停留所の間を、富山国際会議場前や富山市民プラザ前を経由するルートを建設し、西町ー富山駅ー丸の内の感は既存の路線に乗り入れることで環状線を形成しています。
富山駅停留所を出た3系統の電車は、まずは既存の路線を3つめの丸の内停留所まで進み、ここから分岐して2009年に開業した通称「富山都心線」と呼ばれる新線区間へ入ります。
富山都心線内は全線が単線で、電車は途中環状線を時計の反対回りに一周する一方通行の運行を行います。
そしてこの路線を走るのはすべて比較的新しい低床車だけで、かつての富山地鉄の路面電車とは大きくイメージの異なる路線となっています。
12分ほどで都心線区間を走り、荒町停留所からは先ほど南富山駅前から乗車した電車で通った線路を再び進み、14:45に富山駅停留所に戻ってきました。
これまで未乗車だった環状線に乗車したことと、これから乗車する軌道線の富山大学前方面と富山港線はすでに実際に乗車済みなので、これで富山地鉄の鉄道線・軌道線は全線乗車達成ということになります。

その、富山軌道線の富山大学方面へは、富山駅停留所15:04発
の2系統(南富山駅前ー富山大学前間)の電車で向かいます。
富山駅停留所を出て丸の内停留所までは先ほど環状線で通ったルートをたどります。
その先の安野屋停留所を出ると、神通川に架かる富山大橋を渡ります。
ここは、私が以前実際に路面電車に乗って渡った時には幅の狭い古い橋で、線路も単線でしたが、2012年に現在の新しい橋に架け替えられて線路も複線になり、大きく変貌していることでしょう。
富山大橋を渡ると、やがて電車は終点の富山大学前停留所に到着。
富山大学前停留所は1線1ホームの小さな停留所で、10数年前に私が来た時には歩道と道路上のホームとの間に歩道橋が架かっていたものの今は横断歩道で歩道からアクセスするようになっているようです。
ここからは、富山港線(旧富山ライトレール)へ直通する5系統(富山大学前ー岩瀬浜間)で富山港線の終点岩瀬浜を目指します。
富山大学前停留所を15:30に出た5系統の低床車は、富山駅前までは先ほど2系統で通ってきたルートを戻り、そこから先が富山港線となります。
富山港線に入っても、途中の奥田中学校前駅までは併用軌道を走ります。
奥田中学校前駅からは通常の鉄道と同じ専用軌道を走るようになり、線路の方法規上の区分も「鉄道」になります。もっとも車両は鉄道線区間に入ってもそのまま各駅に停車しながら走り、16:09に終点の岩瀬浜駅に到着。これで、この妄想旅での富山地方鉄道全線乗車は達成となります。
岩瀬浜駅からの戻りは、富山駅停留所から環状線に乗り入れる6系統。環状線が一方通行の運転のため、岩瀬浜から環状線へと入っていく方向のルートのみしかない珍しい運転系統になっています。
先ほどたどって来たばかりのルートを富山駅前停留所まで戻り、この日の地鉄電車、そして富山市内の路面電車乗り歩きは終了となります。

次回は妄想旅最終回。間もなく営業運転を開始するあの車両に乗って帰路につきます。
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