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あれから20年か… [いろんな思い出]

こんにちは、gonanaです。

本日のお題:○年の今日、何してた?

ちょうど20年前の今日は、新卒で入社したとある金融系の会社を辞めた日でした。
大学時代の就職活動のスタートが少し遅れた影響なのか、それとも私のアピール力不足のせいなのか、おそらくは両方の理由でなかなか就活ははかどらず、就職浪人寸前だった3月下旬になってやっとこさ内定が出たのがその会社でした。
決して志望していた方向の業種の企業ではなかったけれど、就職氷河期とも言われた時期だけに、とりあえず就職浪人を避けられただけでもよしと考えて入社することにしました。
入社後まず配属されたのが営業部門。
もっとも私は直接営業活動をするわけではなく、いわゆる営業事務的な仕事をすることになりました。
当時から自分には営業職は向かないと思っていたので、直接営業活動をしないのはよかったけれど、それでも何の基礎知識もなく飛び込むことになった金融関連の営業部門に配属されたということで、どうも自分には場違いな場所に来てしまったというような感が強く、入社後1か月近くなると「たぶんこの会社に定年までいることはないだろうな」と漠然と考えるようになりました。
そんな私のことを上司が気付いたからかどうか、それから間もなく私は経理部に異動することになり、経理の知識はあまりないながらもそれほど苦手意識を持つことなく仕事ができました。
その後さらに総務部へ異動して仕事をしていましたが、そのような中でもやはり志望先としては全く考えていなかった金融関係の企業に入ったという何となくの居心地の悪さがずっと会ったことは否めず、また会社や部署の一部の決め事に対するもやもや感もあり、いろいろ考えた末、入社後7年5か月で退社することにしました。退社にあたっては、必ずしも自分とは相性の合わない部分もあった会社とはいえ、就職浪人になる一歩手前で私を拾ってくれた恩義もあるので悩みましたが、やはりこのままではいつか限界が来るような気がしてや辞めることにしました。
そういうこともあって、最後の出社日となった20年前の今日の帰り道は、退社して一区切りついたことによるスッキリ感よりも、特に今後何をするかが具体的に固まっていない中で会社を辞めたことや、再就職先がうまく見つかるだろうかという不安の方が大きく、重い足取りで家への帰路につきました。

その後、自分なりに今後何がしたいのかいろいろ考えて再就職先探しに励んだものの、新卒での就活の時と同様なかなか行き先が決まらず、結局次の就職先が決まるまで8か月かかる結果になりました。
再就職した会社は働きやすい環境で人間関係もよく、視覚障がい者になって今まで通り勤務することが難しくなって退社するまでの11年少々の間、大きな問題もなく働けたのは幸いでした。

あの日辞めたあの会社での経験が、今どのように生きているのかはわからないけれど、自分にとってはやや働きずらい面もあったあの会社での日々も、あれから20年ともなると月日の流れを感じます。
タグ:20年前
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