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【妄想旅】稚内発新大村行き 最長片道切符の旅05 富良野→沼ノ端 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
稚内駅から新大村駅への最長片道切符の妄想乗り鉄旅、今回も続きます。

近い将来鉄道としての使命を終えようとしている根室本線の新得ー富良野間を、列車代行バスと列車を乗り継いでたどり、富良野駅に到着しました。
ここは言わずと知れた観光地富良野の玄関口の駅。
次の乗り継ぎ列車への乗り換え時間が1時間ほどしかないので大した観光はできませんが、それでも駅周辺を散策したりして観光地にやってきた実感を味わいます。
駅に戻り、次に乗車するのは16:55発の富良野線旭川行。
富良野駅を発車してしばらくすると、車窓には畑の広がる広大な眺めが見られ、これが富良野線の最大の魅力といったところでしょう。
そしてそんな風景をトロッコ車両から堪能できる観光列車「富良野・美瑛ノロッコ号」も観光シーズンの土休日を中心に運転されており、せっかくそのような列車が走っているのなら、日程が合えば行程を調整してデモぜひ乗り継ぎルートに組み込みたいところでしたが、残念ながらこの妄想旅ではそれは叶いません。
まあ、この妄想旅でここを通ると想定している10月上旬にはもうだいぶ気温も下がり、たとえ「ノロッコ号」が運転されていたとしてもトロッコ車両に乗るのもだいぶきつくはなってくるでしょうが…
もう10月ということで早くも暗くなってきた中を走り、旭川駅には18:17に到着。
宗谷本線・石北本線の新旭川駅を前日の14時少し前に出発し、道東を回って約28時間半でぐるっとほぼ一周してすぐ近くのこの駅にやってきたわけで、これも最長片道切符ならではの楽しみといえるかもしれません。

旭川駅ではこの後の行程の関係で次の乗り継ぎ列車まで少し余裕があるので駅周辺の旭川ラーメンのお店あたりで夕食を取り、20時ちょうど発の函館本線特急「カムイ46号」に乗車して岩見沢駅まで向かいます。
「カムイ」の最初の停車駅深川から分岐する留萌本線はつい先日、途中の石狩沼田駅から現在の終点である留萌駅までの区間の2023年9月末での廃止がJR北海道から国土交通省へ届け出られ、ここでもまた一つ北海道の鉄道が消えていくことになってしまいます。
北海道全体やJR北海道の厳しい現実があるとはいえ、ここ数年の北海道の鉄道といえばこのような寂しい話題ばかりが目立ち、本当に悲しい限りです。

「カムイ46号」は20:59に岩見沢駅に到着。もうこんな時間なのでここでこの日の乗り継ぎは打ち止めにしてもいいのですが、ちょうどいい乗り継ぎ時間でこの後乗り継ぐことになる室蘭本線の苫小牧行が発車するので、もうひと頑張りとばかりに乗り継ぎます。
乗車する21:32発の苫小牧行は、岩見沢からの室蘭本線の最終列車。
岩見沢を出てしばらくはそれなりに乗客もいそうですが、それらの乗客が下りてしまえばだいぶ閑散とした車内になりそうです。
そしてそんな状況の中、22:50に千歳線との接続駅沼ノ端に到着。
最長片道切符の旅のルートはここから千歳線で札幌方面へと進むことになりますが、そちらへの最終列車は15分ほど前にすでに発車しており、この日の乗り継ぎはここで終了。
宿泊の弁を考えると別途運賃を支払って次の苫小牧駅まで行く方がよさそうですが、幸い沼ノ端駅から少し歩いたところにもビジネスホテルがあるようで、この日はそちらに宿泊することにし、長かったこの日の乗り継ぎ旅は終了となります。

次回、妄想旅3日目に入ります。
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