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【妄想旅】稚内発新大村行き 最長片道切符の旅26 新横浜→豊橋 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
稚内駅から新大村駅への最長片道切符を使った乗り鉄旅の妄想旅日記、今回も続きます。

朝に東海道本線の大船駅を出発してから、御殿場線・東海道本線・身延線・中央本線・横浜線と乗り継ぎ、再び神奈川県内に戻って夕方17時過ぎに新横浜駅に到着します。最長片道切符の妄想旅での乗車距離としてはそれなりに距離を稼いだことにはなりますが、13日目の行程はまだまだ続き、この後は関東地方を本格的に脱出し、再び静岡県内を通り抜け、最終的には愛知県に入った豊橋駅まで到達します。
新横浜駅からは、東海道新幹線の「ひかり521号」岡山行で静岡駅まで向かいます。
まだ到達するまで数日かかる岡山駅が終着の列車にこんな区間で乗るというのも、長距離高速輸送が本来の使命の新幹線らしいところです。
ちなみに新幹線で新横浜から豊橋まで直行すれば、豊橋駅にもその分速く到着するはずですが、新幹線を静岡駅で下車するのには3つの理由があります。
1つ目は「ひかり521号」が静岡えきを出ると名古屋駅まで止まらないこと。
2つ目は、最長片道切符のルートでは新横浜ー豊橋間のうち新横浜ー小田原間と三島ー静岡間では新幹線利用が不可欠なのに対し、その他の区間は在来線(東海道本線)と新幹線のどちらにも乗車できること。
そして最大の理由は、在来線の静岡ー豊橋間では後ほどぜひ乗車したい列車が2本もあるからです。
N700系の「ひかり521号」は17:21に新横浜駅を発車。途中三島駅だけに停車してわずか41分で静岡駅に到着します。
静岡駅では1時間あまりの待ち時間に夕食を済ませ、在来線ホームへ移動。
そしてここから乗車するのは、19:11発の「ホームライナー浜松3号」浜松行。今や数少なくなった、ラッシュ時に乗車整理券を購入するだけで座席が確保される「ホームライナー」で、昼間に身延線で乗車した特急「ふじかわ」などでも活躍している373系電車で運転されます。
帰宅客を乗せて発車した「ホームライナー浜松3号」は、始発駅は沼津で富士・清水の両駅に停車して静岡駅へ到着。
静岡駅からも藤枝・島田・菊川・掛川・袋井・磐田の各駅のみに停車して浜松駅に向かいます。
ロングシート車主体で名古屋・関西地区のような高速・終日高頻度の快速運転がない「静岡大陸」では、青春18きっぷでも乗車整理券さえ確保できれば乗車できるこの列車は、18きっぷ利用者(18キッパー)には知る人ぞ知る人気列車です。そして、そういう理由から、浜松駅から乗り継ぐ列車と合わせてこの日の行程を決める上ではキーポイントになった列車でもあります。
時刻はもう18時を過ぎ、時間帯や乗客の客層こそ違うものの、暗くなった車窓を眺めながら373系に乗っていると、今は懐かしの「ムーンライトながら」を思い出すことでしょう。
「ホームライナー浜松3号」は20:10に終着浜松駅に到着。
ここからは、20:45発の普通列車豊橋行きでこの日の宿泊地豊橋へ向かいますが、実はこの列車には先ほどまで「ホームライナー」で乗車してきたのと同じ373系が充当される運用となっています。
一応この普通列車と「ホームライナー浜松3号」は別列車の扱いで、浜松駅ではそのまま車内にとどまれるかどうかは不明ながら、この普通列車もまた「18キッパー」に人気の乗り得列車です。
改めてこの日3度目の乗車となる373系のシートに座り、車両の面ではかなり贅沢なラインナップになったこの日の乗り継ぎを振り返りながら乗車しているうちに、21:20に終着の豊橋駅に到着。この日の妄想乗り継ぎ旅はここで終了となります。

次回、14日目編です。
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