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【妄想旅】稚内発新大村行き 最長片道切符の旅41 下関→佐伯 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
稚内駅から新大村駅への最長片道切符を使った乗り鉄旅の妄想旅日記、今回も続きます。

(妄想旅の行程上は)3日目の夕方に上陸して以来、まさに紆余曲折とも言うべき複雑すぎる経路をたどり、やっとのことで本州の西の端下関駅までやってきました。
本来ならここまでの本州内の旅のことでも振り返りながら小休止というところなのかもしれませんが、その感慨に浸る暇もなく、ここまで乗車してきた山陰本線の列車からわずか3分で接続する18:38発の山陽本線門司行に乗り継ぎます。
下関駅はJR西日本とJR九州の境界駅でもあり、ここから最長片道切符の妄想旅ゴールの新大村駅まではJR九州の路線を乗り継いでいくことになります。
乗車する門司行の車両も、JR九州所属の415系です。415系といえば、先日(2022年9月23日)のダイヤ改正で鹿児島地区などの運用から撤退し、同時に鋼製の0・100・500番台も運用を終えるなど終焉地下氏を実感させる動きが目立ちますが、この関門トンネル区間ではかろうじてステンレス車の1500番台の活躍が続いています。もっとも、交流専用電車が入線できないこの区間とて、近い将来には蓄電池電車BEC819系「DENCHA」や、ハイブリッド動車YC1系などへの置き換えも予想され、短区間とはいえ国鉄型電車の乗り心地を味わえるのもあとわずかになりそうです。
下関駅を出た415系はほどなくしてトンネルに入り、本州と九州の間の関門海峡を越えていきます。そして下関を出てからわずか6分で対岸の門司駅に到着。いよいよ最長片道切符の妄想旅も九州上陸となります。
関門トンネル区間を走る普通列車は、下関ー小倉間の運転となっている列車も多いですが、乗車した列車は門司止まりのため、ここで18:52発の鹿児島本線荒木行の快速へ乗り継ぎます。とはいえ、快速とはいっても乗車するのは次の小倉までのため、快速でも普通でも特に変わりはありませんが…
18:57に到着する小倉駅では、ちょうど夕食時なので、ホーム上の立ち食い店で名物の「かしわうどん」を食べたり、こちらも名物駅弁のかしわめしを購入したりして小休止します。
さて、最長片道切符のルートはここから、九州の東側を南下していきます。
小倉駅から乗り継ぐのは、19:46発の日豊本線特急「ソニック49号」。JR九州オリジナルの883系または885系での運転です。
博多方面から入線してきた「ソニック49号」は小倉駅で進行方向を逆転して大分へ向かいます。883系と885系、いずれがやって来たとしてもここまで乗車してきたどの車両よりもインパクトの強い外観と内装で、いよいよ「水戸岡鋭治ワールド」の九州へ足を踏み入れたということを実感させられます。
小倉駅を発車した「ソニック49号」は小倉の市街地を抜け、最高速度130km/hのハイスピードで日豊本線を下っていきます。しばらくどちらかといえばゆったりした走りの列車に乗ることが続いたので、「ソニック」の走りは結構インパクト大きそうです。
「ソニック49号」は21:06に終着大分駅に到着。
時間帯から言っても宿泊先の確保のしやすさからいっても、ここ大分駅でこの日の行程を切り上げてもよいところですが、この日はもう少し先まで歩を進めます。
大分駅から乗り継ぐのは、21:47発の佐伯行普通列車。この時間では大分駅を離れると車窓もまるで深夜のような雰囲気となり、車内も帰宅客が駅ごとに降りて閑散としてきたころ、終着の佐伯駅には23:08に到着。この日の行程はここで終了となります。

次回、引き続き日豊本線を南下していきます。
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