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【妄想旅】稚内発新大村行き 最長片道切符の旅44 熊本→添田 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
稚内駅から新大村駅への最長片道切符を使った乗り鉄旅の妄想旅日記、今回も続きます。

最長片道切符の妄想旅も残りあと2日。リアルな旅ではないものの、やはりここまで到達するのも長いなと感じます。
さて23日目は熊本駅からスタートし、まずは久留米駅まで向かいます。
熊本ー久留米間は、最長片道切符のルートとしては九州新幹線と在来線の鹿児島本線のどちらも利用することができますが、前日の鹿児島中央ー熊本間が新幹線利用だったということもあり、この日は在来線を利用する行程としました。
熊本駅から乗車するのは、9:52発の鳥栖行き普通列車。
熊本以北の鹿児島本線といえば、新幹線開業前は最短20~30分毎に「つばめ」(その後の「リレーつばめ」も含む)や「有明」といった特急列車が走り、その他に東京・関西からのブルートレインも走る「特急街道」でしたが、今の鹿児島本線は久留米以南ではほぼ特急が走ることがなくなり、旅客列車に関してはほぼ短編成の普通電車が走るだけの
ローカル路線へと変貌してしまっています。
熊本駅を発車した列車は、坦々と各駅に停車しながら北上し、11:19に久留米駅に到着します。
九州に入って以来、その輪郭をなぞるようなコースをたどることが多かった最長片道切符のルートですが、久留米からはそうした路線からちょっと離れ、同駅から分岐して九州を横断する久大本線へと乗り継ぎます。
乗車するのは11:30発の日田行普通列車。
久留米駅を発車すると例に寄ってしばらくは市街地を走りますが、やがて気動車が似合うような田園風景の中を走るようになります。
昼前の比較的のんびりした空気の流れる(?)車内風景が続くうち、12:16に終着日田の2駅手前の夜明駅に到着したところで下車します。
駅名に反して真昼間に到着した夜明駅から乗り継ぐのは、同駅から分岐して小倉方面へと向かう日田彦山線。
しかし同線は2017年の九州北部豪雨の際に大きな被害を受け、それ以来添田ー夜明間は不通となったままでバスによる代行輸送が続いています。そして、結局この区間の鉄道での復旧は断念され、2023年夏から「日田彦山線BRT ひこぼしライン」という名称のBRT(バス高速輸送システム)として生まれ変わることになりました。
現時点では鉄道の不通区間の代行輸送という位置づけなので、前後の鉄道路線との通しの乗車券で乗車することも可能で、そのため最長片道切符のコースにも今まで通り組み込むことができますが、BRT化された後も同様な取り扱いがなされるのかどうかがはっきりしていないようで、場合によっては九州内の最長片道切符のルートや終着駅が激変することも考えられ、今後が注目されます。
さて現在の日田彦山線代行バスの夜明け駅の乗り場は、駅を出て駅前を通る国道まで下りてきたところにあるようです。
代行バスは13:03に夜明駅前を発車し、国道211号線を走っていきます。日田彦山線の線路と沿って進む区間もあれば、道路事情の関係で別ルートをとる区間もあるそうで、それによって不便になる駅の利用者を救済するための別系統の代行バスも設定されているようです。
代行バスのルートには、鉄道時代には駅がなかった場所にも停留所がも蹴られているところもあるようで、鉄道の代行バスというよりも、地域のバス路線の一つという位置づけにすでになっているということなのかもしれません。
そして代行バスは14:29に添田駅に到着。バス代行区間、そして来年夏からのBRT区間はここまでで、ここから北側は再び列車での乗り継ぎに戻ることになります。

続きはまた次回です。
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