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【乗り物中心】九州修学旅行の思い出 その4 [いろんな思い出]

こんにちは、gonanaです。
34年前の九州への高校の修学旅行の思い出、最終回です。

修学旅行4日目の朝、熊本市内の宿を出た私たちは、まずはバスで熊本城へ向かいました。
バスでの移動距離はわずかでしたが、その大半で熊本市電も走る道路を走りました。
朝のラッシュ時とあって数両の電車と並走したりすれ違ったりする中、路面電車ファン的にラッキーだったのが、当時熊本市電唯一の連接車であった5000形(元 西鉄福岡市内線1000形)と少しの間並走したこと。
5000形は現在も西鉄時代の塗装に復元された1編成が現役のようですが、私が出会った当時も基本的には朝ラッシュ時などの多客時限定の運用となっていたので、乗車できないまでも見ることができただけで何だか得をした気分になりました。

熊本城を見学した後は、今夜の宿泊地長崎へ移動します。
熊本から長崎へは、天草半島を経由してフェリーで島原半島へ渡り、そこから長崎市内へ向かうというルートをとりました。
熊本城から天草の鬼池港へ向かう途中の国道には、JR九州の三角線と並行する区間があり、ラッキーにも単行のキハ31と2~3分ほど並走する場面もありました。
結局この修学旅行中にJR九州の列車の姿を眺めることができたのはここだけでした。
現在のように個性的な列車が多数走る時代にはまだなっていなかったものの、鉄道ファン的には少々物足りなくもありました
それでも、九州でしか見ることのできなかったキハ31に遭遇できたのはラッキーな時間でした。
鬼池校から島原半島の口之津港まではこの旅3度目のフェリーの旅となりました。
鬼池校から30~40分ほど乗ると口之津港に到着し、フェリーに積載していたバスに再び乗り長崎市内へ向かいました。
島原半島の中で具体的にどのあたりを通過したのかはあまり記憶にありませんが、おそらく終始車窓には雲仙普賢岳の姿も見えていたことでしょう。普賢岳の噴火や火砕流災害があったのはその翌年から翌々年にかけてのことで、通過した場所の中にはそれらの災害によって大きく姿を変えた場所もあるかもしれません。
いずれにしてもこの時期に島原へやってきたのは今から思うとかなり貴重な経験だったようで、今思うともっとよく景色を目に焼き付けておけばよかったと思います。
夕方近くなって長崎市内に入り、あとは市内のホテルへ向かうだけになりました。
しかし夕方のラッシュ時間帯に入って道路の混雑も激しいようで、バスはなかなか渋滞から抜け出せません。
バスの進行方向右手には、長崎駅前方面と赤迫方面とを結ぶ長崎電気軌道(路面電車)が通っていて、そこを走る電車がひっきりなしに現れてこちらとすれ違ったり追い抜いていく姿を見ることができました。
バスガイドさんはもちろん長崎の路面電車についても説明してくれたので、バスの窓からは多くの生徒が外を注目し、渋滞のイライラを忘れさせてくれました。
こうして、九州で路面電車が走っている3つの都市で路面電車の姿を初めて生で見ることができました。
残念ながら3都市とも実際に電車に乗る機会はありませんでした。でも、バスガイドさんはいずれの都市でも簡単に路面電車の紹介をしてくれ、路面電車が観光の面でも地域に根付いていることが感じられてファンとしては嬉しい限りでした。
ホテルでの夕食後は、長崎に落とされた原爆で被爆された方から体験を聞く会が開かれました。体験を話してくださった被爆者の方の語りからは、私たちが想像もつかないような悲惨な被爆の実態が感じられ、改めて原爆や戦争のない世界を築いていかなければならないという思いを新たにしました。

翌日は修学旅行最終日。
ホテルをバスで出発してカステラの工場(メーカー名は忘れてしまいましたが)を見学して、いろいろ変った味のカステラを試食したり工場直売品のお土産を購入したりしました。
その後は佐賀県を素通りして一気に福岡空港近くへ向かい、お土産屋さんで最後の九州土産の買い出しをし、空港へ向かいました。
福岡空港から羽田空港まで乗ったのは、確かJALのボーイング747だったと思います。
羽田までの約1時間40分ほど、修学旅行のあれこれを思い出しながらイヤホンで落語など聞いて過ごしていましたが、途中で気流の関係か、かなり揺れた場面もありました。
しかし飛行機は無事に羽田空港に到着。荷物を受け取った後空港の到着ロビーで解散となり、修学旅行は無事終わりました。

この修学旅行では、訪問した九州のいろいろな観光地はもちろん、道中で乗ったり目撃したりした乗り物も大きな思い出になりました。
鉄道以外の交通機関の状況はあまりよくわかりませんが、鉄道車両に限って言えばその時乗車したり見た車両の中には今はもう思い出の車両となったものも多く、改めて30年以上の時の流れを感じます。
今後もし機会があれば、この修学旅行のルートをバスやフェリーなども駆使しながらもう一度旅してみるのもいいかな、などとも思っています。
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