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久々の遊園地 その1 [視覚障碍者としてのあれこれ]

こんにちは、gonanaです。

本日のお題:最近あった楽しかったこと

先週の日曜日(16日)に、私の所属する視覚障がい者サークルの日帰り旅行会で、西武園遊園地に行ってきました。
以前にも、この視覚障がい者サークルでバスツアーに出かけたりバーベキューをしたりといったイベントが行われ、私も何度か参加しましたが、コロナ禍を経て久しぶりにサークルの日帰り旅行会が企画されたので参加することにしました。
私自身、西武園遊園地に行くのはおそらく約40年ぶりで、2021年に大規模なリニューアルが行われてからはもちろん初です。リニューアルしてからずっと一度行ってみたいと思っていたので、今回のイベントはとても楽しみにしていました。

当日、西武線西所沢駅のホームに集まった参加者はガイドヘルパーさんを含めて17人、それに盲導犬が2頭でした。
西武狭山線と山口線を乗り継ぎ、遊園地最寄りの西武遊園地駅に着くと、すでに園内から昭和20~30年代の歌謡曲が聞こえてきています。
遊園地の2年前の大規模リニューアルのコンセプトが昭和レトロということでそうなっているのですが、これでいきなり気持ちが「昭和モード」に入っていく感じがします。
入り口のそばには、黄色い車体に赤帯の路面電車が置かれています。この電車はもともと旧仙台市電100形117号で、仙台市電の廃止後長崎電気軌道に譲渡されて1050形1051号になり、さらにそこでの引退後ここへやってきたものです。
現在の塗装は同車が走ったことのない都電を思わせるカラーになっているようですが、おそらくこれも昭和レトロ気分を盛り上げるための演出の一つなのでしょう。
目が見えない自分にはせっかくのこの車両をじっくり観察することができないのは残念ですが、こうした形で路面電車の車両が活用されるのはうれしいことです。
園内に入り、まずは「西武園通貨」というものを手に入れます。
「西武園通貨」は園内の飲食店や物販などで使えるもので、「百園」と「拾園」の2種類があり、拾園=120円という交換レートになっています。
西武園通貨を手に入れた後は、2年前のリニューアル最大の目玉である「夕日の丘商店街」エリアをガイドヘルパーさんとともに歩きました。
このエリアは、1960年代の商店街をイメージしたエリアで、飲食店や物販のお店が立ち並んでいます。
八百屋さんや豆腐屋さんなどには店先の商品(もちろん実物ではありませんが)も置かれていて、ガイドヘルパーさんによればかなりリアルに近い見た目だそうです。
この他にも煙草屋さんの店先に置かれた赤電話機など「昭和」を感じさせるアイテムもいろいろ設置されているようで、私もガイドヘルパーさんに案内されて一部手で触れて楽しむことができました。
ガイドヘルパーさんによればこの「夕日の丘商店街」の再現度は結構高いそうで、見えない私としてはそれを頭の中でイメージするしかないのがなんとも惜しまれます。
商店街を散策していると時間もお昼近くなり、商店街の中の「助六や」という食堂に入りました。
少し並んでから店に入り、「ライスカレー」を注文。
あまり待つことなく出てきたライスカレーは何だか学校給食のカレーを思い出す味で、そんな味だからなのかどうか、食べる時に使うスプーンがこれまた学校給食を思い出す「先割れスプーン」で、こんなところにも「懐かしい昭和」を感じてしまいました。

西武園遊園地レポート、まだまだ続きます。
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