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平成最後の乗り鉄 その1 [鉄活動レポート]

こんばんは、gonanaです。
10連休に入りましたねえ~
私のほうは今回、まとまった日数どこかへ行く予定は残念ながらありませんが、それでも今年の年明け以来しばらく好きな乗り鉄に出かけていないので、今日近場で少しですが乗り鉄してきました。
天気は今一つでしたが、結果的には今日出かけてかなり得した気分にもなりました。

朝8時過ぎに自宅を出発し、まずは西武線で池袋へ向かい、ここで東武東上線に乗り換えます。
西武線の改札を出てしばらく歩いたあたりから30歳代くらいの男性が東上線の改札まで誘導してくださり、そこからは東武の駅員さんに誘導をお願いしてホームに上がります。
ここから乗車するのは、本日の乗り鉄の目的の列車の一つである、池袋10:00発の「川越特急」小川町行です。
「川越特急」は先月16日の東上線ダイヤ改正で設定されたばかりの新種別で、東上線にとっては久しぶりに「特急」の付く種別名が復活したことになります。
平日・土休日とも運転本数は少ないですが、池袋ー川越間がわずか26分に短縮されたり、特別料金不要・全席自由席にもかかわらず同線の座席指定制列車「TJライナー」に使用されているクロスシート・ロングシート変換可能車50090系をクロスシート状態で運用したりと、東武の力の入れようの感じられる列車です。
9:55頃、折り返し「川越特急」となる50090系が池袋駅に入選してきました。回送での入線だったようでドアが開くとすぐに乗車でき、シートもクロスシートにセット済みでした。
改札からホームまで誘導してくださった駅員さんに進行方向左側の窓際の席まで誘導していただき、発車を待ちます。
そして定刻の10:00ちょうどに「川越特急」は池袋を発車しました。型通りの停車駅の案内等の自動放送に続けて、川越への観光客の利用促進を主な目的にした列車らしく、ごく簡単ながら川越の観光案内の自動放送が流れます。(この自動放送は、池袋発車前と朝霞台発車後にも流れます)
連休初日ということでかなり混雑するのではないかと予想しましたが、天気がいまひとつなことも影響したのかおそらく座席がほどほどに埋まる程度の乗車率だったようです。
「川越特急」は都内区間はやや控えめな走りにも感じられましたが、最初の停車駅である朝霞台が近づいたあたりからは特急の名にふさわしい高速運転を楽しむことができます。
そして朝霞台の次の停車駅である川越には定刻通り10:26に到着。やはりここで下車する人は多かったようですが、もちろんここから乗車する人もそれなりにいるので、社内の雰囲気は川越までとあまり大きな変化は感じられませんでした。
川越に到着したところで「川越特急」の主な設定の目的は果たせた感じですが、列車はこの後も東上線の最優等列車としての走りを続けます。川越の次の川越市駅で先行の森林公園行きを追い抜いた後は先行列車との間隔が開いたからなのかスピード感がさらに増し、特別料金不要のクロスシート車に乗っていることもあり何だかこれまでの東武東上線に対するイメージが大きく変わっていくのを感じます。
「川越特急」は10:48に森林公園駅に到着。列車はこの先各駅停車で小川町まで走りますが、私はここで下車し、池袋駅から連絡を受けてくださっていた駅員さんに誘導していただき一旦改札を出ました。
今回初めて利用した「川越特急」でしたが、予想以上に快適な列車で、これなら本格的に日中30分間隔くらいの規模で運転すれば、池袋ー川越間の便利な最速列車として定着しそうな気がします。

「その2」に続きます。
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視覚障碍者はどのようにパソコン・スマホを使っているのか? [視覚障碍者としてのあれこれ]

こんばんは、gonanaです。
私は今、この文章をノートパソコンで作成しています。
ところで、そもそも私のような視覚障害者は画面を見ながら操作や入力をする必要のあるパソコンやスマホを使うことができるのだろうかと疑問に思う方もいるかもしれません。
実は、現在では様々な支援機器やシステム、ソフトウェアなどの発達のおかげで、視覚障害者でもパソコンやスマホをかなり自由自在に使いこなせるようになってきています。
一口に視覚障害といっても、見え方はそれこそ人それぞれ違い、聴覚などほかの障害を併せ持つ人もいるので、視覚障害者がパソコンなどを使うときに使用する支援機器なども、画面の文字のサイズを拡大したり、画面の表示色を白黒反転して文字を目立ちやすくしたり、専用のディスプレイを使って画面の文字を展示を使って読んダリと、いろいろな方法がありますが、私が利用しているのは「スクリーンリーダー」と呼ばれるソフトウェアです。
スクリーンリーダーとは、視覚的に操作する必要のあるマウスなどではなく、画面に表示されている情報を合成音声で読み上げることによってパソコンなどの操作を補助するソフトです。
Windowsパソコンの場合、Windows8やWindows10にはナレーターと呼ばれるスクリーンリーダーが標準で搭載されていて、日本語に対応したアプリケーションもあるようです。一方、MacOSにも新しいバージョンのものにはボイスオーバーというスクリーンリーダーが標準装備されているそうです。
さらに、いわば「後付け」のような形でスクリーンリーダーをパソコンにインストールすることもできます。世界的にユーザーが多いものでは「Jaws for Windows」や「NVDA」があり、日本語環境では高知システム開発という会社が提供している「PC talker」というソフトが広く使われていて、私も仕事用・プライベート用のどちらのパソコンにも「PC talker」をインストールして使っています。
スマホでも、iPhoneには「ボイスオーバー」というスクリーンリーダーが標準装備され、Androidでも「トークバック」などのスクリーンリーダーを利用できます。

実は、私は視覚障害者になるまで、一部のシニア向け携帯電話に音声読み上げ機能がついていることは知っていましたが、パソコンの画面をこのように音声で読み上げるソフトがあることを正直知りませんでした。
しかし、自分が視覚障害者になってみると、スクリーンリーダーをはじめとした支援ソフトやシステムがいかに視覚障害者の仕事や生活、趣味の可能性を広げてくれるかを日々実感するようになりました。
視覚障害者がパソコンを使う事務職などとして働くことも、メールやLINEをやり取りしたりSNSを楽しんだりすることなども、これらのソフトやシステムの力あってこそと言えます。
最近はスクリーンリーダーなどの技術も日進月歩の勢いで向上しているようで、これからさらにパソコンやスマホが使いやすくなればと思います。
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