SSブログ

駅名を変えるのはやっぱり難しい? [鉄道ニュース]

こんばんは、gonanaです。
少し前に私の生まれ故郷の駅の話題とともに取り上げた京急の4つの駅の駅名改称。あの山の手・京浜東北線新駅と違って、特にこれといった騒ぎにもならずに受け入れられていたような印象がありましたが、なにやら新逗子駅改め逗子・葉山駅に関していろいろあるみたいで・・・
詳しくは下記のリンクの記事をご覧ください。

京急「新逗子」が「逗子・葉山」に 駅名改称問題で住民に不協和音 (SankeiBiz)
https://www.sankeibiz.jp/econome/news/190521/ecc1905211938001-n1.htm

う~ん、駅名一つとってもやっぱりよそ者には分からない地元や近隣地域ならではの思いがあるんですね。
おそらく京急としては、記事中で取り上げられている割引切符も活用して葉山方面への観光客を自社に呼び込もうという意図のもと今回の駅名改称を決めたのだと思いますし、その京急の狙いは、羽田空港から横浜方面へ向かう京急の「エアポート急行」の行き先が新逗子(→逗子・葉山)駅だということからもうかがえます。
また、JR宇都宮線から湘南新宿ライン経由で横須賀線方面へ直通する大半の列車の終着駅が逗子駅ということから、葉山への観光客輸送でのJRとの競争を意識したという面もあるかもしれません。
さらに、かつて京急やその横浜以南区間の前身である湘南電鉄には、逗子から葉山を経由して三崎方面へ至る新線計画もあったようで、もともと京急にとっても葉山は無視できない存在だったのでしょう。
そんな京急の思いと地元の意識のずれがいろいろ出ているのかもしれません。葉山町の人たちにとっては、90年以上変わることのなかった「葉山」という町名にはやはり誇りがあるでしょうし、一方で「葉山」には一定のブランド力のようなものがあることも事実であり、それを良い方向に生かしていくことも必要でしょう。
駅名改称はもう決定事項なのでよほどのことがない限り来年には駅名が変わるわけですが、記事にもあるように将来この駅名変更が葉山町にとって良い効果を生むことになるのなら、それが一番なのではないでしょうか。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。