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これはぜひともお願いしたい! [視覚障碍者としてのあれこれ]

こんばんは、gonanaです。

本日のお題:あったらいいなと思う自販機は?

このお題を見て、何が売られていたら便利か考えてみたものの・・・
あったらいいかも、って思う自販機って、実はもうすでにあるものが結構あるんですよね~
菓子類やアイスクリームの自販機はよく見かけるし、箱入りの焼きそばやたこ焼き、フライドポテトなどが加熱されて出てくる自販機はドライブインやサービスエリア、駅などで何度も利用したことがあります。
秋葉原駅の総武線ホームにはパンの自販機がありますし(買ったことはないですが)、地下鉄のとある駅にあるリンゴやバナナの自販機も利用したことがあります。
もう、およそ自販機で売ることのできる商品はあらかたどこかの自販機で売られているという状態なんだろうと思うので、あとはどれだけ使いやすくて、使うのが楽しくなる自販機が増えるかということが重要になってくるんでしょうね。
使うのが楽しくなる自販機ということでは、個人的には東京メトロ溜池山王駅にある銀座線01系をかたどった自販機のように、自販機を使う時に鉄道やバス等の乗務員の声が流れたり、観光地などでは地元の人気局アナやタレントがお国ことばで語りかけるメッセージが流れたりするなど、ちょっとした遊び心やギミックのある自販機がもっとあると面白いのでは?と思います。

それと、視覚障碍者の視点から言うと、全般的に自販機や駅の券売機などは視覚障害者には使いずらい機器の一つと言えると思います。
現在では商品選択のボタンや硬貨・紙幣の投入口などのそばに点字のステッカーが貼られた自販機も多くなったようですが、これも私のように点字の読めない(苦手な)人にとってはあまり役に立ちませんし、最近増えているタッチパネル式や購入希望の商品の画像をタッチして購入する方式のものはほぼお手上げです。
このような状況では、例えば飲み物を買おうとしてどこのボタンを押せばどんな商品が買えるのかといったことが分からず、目の見える人にどこのボタンを押せば希望の商品を変えるか教えてもらうか、さもなければお金を入れて適当にどこかのボタンを押し、出てきた商品を買って飲むというある種のギャンブルめいたことをするか、買うこと自体をあきらめるかの選択を迫られます。
そんな自販機を障害のある人や高齢者にも使いやすいものにするには、例えば商品選択はタッチパネルではなく従来と同じようなボタン式の方が望ましいと思うし、車いす利用者でも扱いやすいようにボタンなどの位置を下げて配置も集約したり、視覚障害者向けに商品選択ボタンに触れるとそれを押すことで買える商品の商品名と価格を音声で案内したり、硬貨・紙幣の投入口や返却口などに触れても音声案内が流れたりなどする機能が追加されるのが望ましいと思います。
おそらく現在の自販機の技術をもってすれば、このような「ユニバーサルデザイン自販機」とでも呼べそうな自販機は、わりと容易に開発できると思いますが・・・

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